北岳 登山(広河原大樺沢)11月 南アルプス林道が閉ざされる前に日帰りで登る

北岳

広河原大樺沢 2015年11月7日

北岳 登山

日本第2位の高峰。
南アルプスの中央付近に聳える北岳は白嶺三山の南に位置する。
北側には甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、東には鳳凰三山が聳える。
主な登山口は林道バスを利用した広河原から。
広河原からは大樺沢、二俣、白根御池などの登山道を登ることができる。

行程

  1. 広河原
  2. 八本歯のコル(2:41)
  3. 北岳山頂(3:36)
  4. 北岳肩ノ小屋(3:53)
  5. 白根御池(4:53)
  6. 広河原(5:57)
  • ここからスタート

    ここからスタート。

  • 広河原でバスを降りる

    広河原でバスを降りる。

  • もう北岳が見える

    もう北岳が見える。

北岳へ広河原から

甲府駅から出発する南アルプスへの林道バス。
林道の入口になる芦安、鳳凰三山への登山口がある夜叉神峠と経由して広河原へと向かう。
5時台のバスに揺られ朝陽が昇るころには広河原へ。
終点のインフォメーションセンターで下車。
登山口は北沢峠方面へ50mほど進んだところにある吊り橋から入っていく。

  • ここから橋へ

    ここから橋へ。

  • 橋を渡る

    橋を渡る。

  • 向こうに見える橋は渡らない

    向こうに見える橋は渡らない。

長い吊り橋を渡って登山道へ。
さっそく左右に矢印が出ているのを左へ。
左手に吊り橋を見ながら、一見するとそちらが登山道のようにも見えるところを右へ。
緩やかな登り坂を進んでいくこと10分ほど。
白根御池への分岐に出た。分岐を大樺沢へ。
沢の音に沿って登山道をゆっくりと標高を上げていく。

登る先にはずっと北岳が見える。
徐々に陽が高くなりモルゲンロートから北岳の岩肌に色が変わっていく。

  • 沢に沿って歩いて行く

    沢に沿って歩いて行く。

  • 分岐を左

    分岐を左。

  • 北岳に向かってまっすぐ

    北岳に向かってまっすぐ。

  • 狭い

    狭い。

  • 広河原1時間半の看板

    広河原1時間半の看板。

  • 橋を渡る

    橋を渡る。

登り始めてから1時間ほど登ったところで、沢を跨ぐ鉄製の橋を渡る。
振り向くと鳳凰三山の稜線が見え始め、ルートに向き直ると北岳がさらに高く聳えていた。
このあたりから登山道上にはペンキの印が目立ち始める。
二俣への分岐や肩ノ小屋への分岐、登山道上の印など様々な岐点がある中で、明らかに多すぎる印。
2つに別れている行き先で、両方に印が付いていることも。
下から登山道を眺めながら、どちらが歩きやすいかを判断しながら登っていく。
沢には厚い氷が張っていたので、できるだけ氷や霜を避けながら。

  • ずっと北岳を見ながら登る

    ずっと北岳を見ながら登る。

  • 振り返ると鳳凰三山

    振り返ると鳳凰三山。

  • 北岳が近い

    北岳が近い。

  • 分岐が多い

    分岐が多い。

  • 左右どっちも行ける

    左右どっちも行ける。

  • だんだん勾配が急に

    だんだん勾配が急に。

登山口から1時間半ほど登ったところで、ロッククライミングで知られているバットレスを見上げる場所に辿り着いた。
ここからは勾配が一気にきつく変わる。
バットレスはロッククライミングが楽しまれている大岩壁として有名で高低差は600mもあるという。
過去には遭難も起きている。
朝日を浴びたバットレスの大きな岩壁を見上げ、足元はすっかりガレ場に変わり、岩に付いた霜に注意しながら急勾配を上がっていく。
右側を見ると、高く見えていた北岳に徐々に近づいてきたことを感じる。

  • 沢が凍ってる

    沢が凍ってる。

  • 見上げるとバットレス

    見上げるとバットレス。

  • 「どっちだよ!」の石

    「どっちだよ!」の石。

  • 北岳が低く見えてきた

    北岳が低く見えてきた。

  • だんだん雪

    だんだん雪。

  • 沢が氷

    沢が氷。

稜線直下のハシゴ

北岳への稜線直下では、いくつもの階段が続いていた。
ところどころに雪が残っているものの、乾燥しているせいか滑りはしない。
目の前に次々と出てくる階段。見下ろすと断崖で、振り向くと急な勾配に驚く。
鎖ではなくハシゴで良かった。

  • 階段が始まる

    階段が始まる。

  • 意外と滑らない

    意外と滑らない。

  • どっちの階段でもイイ

    どっちの階段でもイイ。

  • 階段はけっこうな高さ

    階段はけっこうな高さ。

  • 稜線まで階段

    稜線まで階段。

  • 北岳もうじき

    北岳もうじき。

  • 稜線に出た

    稜線に出た。

  • 向こうからのルートもある

    向こうからのルートもある。

  • 稜線を登る

    稜線を登る。

ハシゴを登ること20分。いよいよ稜線に出た。
目の前には農鳥岳と間ノ岳。
左側へ目を移すと、富士山が雲海に浮かんでいた。
最後の長い階段を登りきると、八本歯のコルへ。
大きな岩がゴロゴロと転がって足元の安定しない八本歯のコル。
ペンキが付いていてもイマイチそのルートが正しいのかが分からないまま一歩ずつ上へ。
上へ上へと進むほどに白嶺三山の景色は素晴らしく、北岳の影に隠れていた甲斐駒ヶ岳もその山頂が見えるようになった。

  • 稜線からの鳳凰

    稜線からの鳳凰。

  • まだ階段

    まだ階段。

  • 甲斐駒がチラッと

    甲斐駒がチラッと。

ガレガレの岩場を登りきると吊り尾根。
北岳山頂と間ノ岳への分岐点にあたり、ここからは北アルプスと中央アルプスが見える。
山の麓にはうっすらと伊那の街。

細かな石と大きな石が散らばる登山道は、木段が整備され八本場のコル付近と比べると歩きやすくなっていた。
急な斜面をトラバースするように付けられた木段。左側の斜面は遥か下まで続いていた。
坂を登り切ったところで岩の尾根。
鎖を伝って台形のようになった山頂へ到着した。

  • 北岳もうすぐ

    北岳もうすぐ。

  • 富士山もうっすら

    富士山もうっすら。

  • 西側に間ノ岳と農鳥岳

    西側に間ノ岳と農鳥岳。

  • 八本歯のコル

    八本歯のコル。

  • 間ノ岳との分岐

    間ノ岳との分岐。

  • ガレガレを登っていく

    ガレガレを登っていく。

  • ガレ場が終わって吊り尾根

    ガレ場が終わって吊り尾根。

  • まばらな木段

    まばらな木段。

  • 西の見晴らしが良い

    西の見晴らしが良い。

  • 木段を登ってく

    木段を登ってく。

  • 振り返って間ノ岳

    振り返って間ノ岳。

  • 山頂まで鎖を伝う

    山頂まで鎖を伝う。

北岳山頂

広河原から3時間36分。北岳山頂に到着。
北岳山頂からの眺めは周囲の山が360度見渡せた。
すぐ近くに聳える3000m峰の仙丈ヶ岳。
東側に並ぶ鳳凰三山。
甲斐駒ヶ岳は花崗岩の白さが際立っていた。
遠く北アルプスは雲がかかっていたものの槍ヶ岳や穂高岳も。
ひととおり景色を楽しんで下山ルートは白根御池へ。

  • 山頂は台形の上

    山頂は台形の上。

  • 北岳山頂に到着

    北岳山頂に到着。

  • 標その1

    標その1。

  • 標その2

    標その2。

  • 仙丈ヶ岳近い

    仙丈ヶ岳近い。

  • 甲斐駒ヶ岳も近い

    甲斐駒ヶ岳も近い。

  • 鳳凰三山は広河原の真上

    鳳凰三山は広河原の真上。

  • 向こうに富士山

    向こうに富士山。

  • 南アルプスの山

    南アルプスの山。

北岳からの下山ルート

山頂を北側へ。肩ノ小屋を目指して下山開始。
所々に雪が残っているものの大樺沢のような氷は無かった。
両俣小屋との分岐を過ぎさらに下っていく。
約20分ほどで肩ノ小屋を通り過ぎた。
見晴らしが良く甲斐駒ヶ岳や仙丈ヶ岳を見渡しながら歩く稜線はとても気持ちが良い。
農鳥岳までの3,000m級の稜線も良いのだろうけれど、この稜線歩きも良かった。

  • 山頂を離れる

    山頂を離れる。

  • 仙丈ヶ岳と甲斐駒

    仙丈ヶ岳と甲斐駒。

  • 分岐

    分岐。

  • さらに分岐

    さらに分岐。

  • 北岳肩ノ小屋を通り過ぎる

    北岳肩ノ小屋を通り過ぎる。

  • 小太郎山の分岐

    小太郎山の分岐。

20分ほど下って小太郎山分岐を過ぎると、ここから登山道は一気に急な下り坂へ。
九十九折りを繰り返しながらの急勾配を下りていく。
白根御池に到着したのは北岳山頂から1時間ほど。
実際の時間以上に長く感じる下り坂。
さらにココからは細かなアップダウンを繰り返していく。
斜面をトラバースする場所もあり、白根御池のような急勾配も多い。

広河原に到着したのは北岳山頂から約2時間半。長い長い下り坂だった。

  • 白根御池

    白根御池。

  • 南アルプスらしい樹林帯

    南アルプスらしい樹林帯。

  • こんな感じのところもある

    こんな感じのところもある。

「北岳 大樺沢」登山ルート

北岳 大樺沢 登山レビュー

最高標高
3,193m
登山口標高
1,522m
距離
10.524km
登り
大樺沢
下り
白根御池
行動時間
登り3:36
下り2:21
合計5:57
累積標高
(+)1682m
(-)1630m
平均斜度
17.5度
歩行速度
1.91km/h
時期
2015年11月
天気
晴れのち曇り
気温
登山口8℃
山頂3℃

南アルプス林道が閉ざされるギリギリに広河原から登りました。冬季期間は夜叉神峠から先は行けなくなるので、それまでにというつもりで張り切ってバスは芦安から5時15分発。日帰りなのでできるだけ早い時間での出発でした。広河原からは北岳が近く大きく見えて良かったです。登山道には様々な標が多くて、とっても迷いました。どの標の通りに歩いても登れたのですが、歩きやすさも違うと思うと大変でした。北岳山頂からの景色は最高です。

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