筑波山 冬季登山(御幸ヶ原)1月 冬の筑波山へ登る 積雪少なめの登山

筑波山

御幸ヶ原コース 2017年1月24日

冬の筑波山登山

関東を代表する山のひとつに数えられる筑波山。
標高877mと百名山の中ではもっとも低く、登山口からも500mほどの高低差で山頂へと着くことができる。
ロープウェイやケーブルカーがあるため山頂付近は観光地のようになっているが、登山道も整備されているおり朝から筑波山に登る人も多く見られる。

1月の筑波山は温かな日が続けば夏のような足元で歩くことも可能で、天候によって積雪や凍結のため滑り止めが必要な場合もある。
この日は筑波山の北側で天候が崩れていたものの、つくば市周辺は青空が広がり、筑波山へ登るのには容易な天候だった。
山頂付近のみの凍結で、夏と変わらない様子で歩くことのでき箇所が大半だった。

行程

  1. 筑波神社
  2. 御幸ヶ原(0:53)
  3. 男体山山頂(1:00)
  4. 御幸ヶ原
  5. 女体山山頂(1:18)
  6. 白雲橋(2:14)
  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-ココから登る

    ココから登る

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-始めは緩やか

    始めは緩やか。

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-階段スタート

    階段スタート。

御幸ヶ原から筑波山を登る

御幸ヶ原の登山道は筑波山の南側の斜面を登るコースで、何本かある登山道の中でも西側に位置している。
筑波神社を正面に見て左側にある鳥居が登山口になっており、すぐ横にはケーブルカーの駅が建っている。

鳥居の前で身支度を整え、御幸ヶ原への登山道へと入っていく。

登山口からしばらくは木の根の繁った足元で、周囲は杉に囲まれた登山道になっている。
風も少なくほどよい気温の中、緩やかに登っていくことができる。

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-わりと石も多い

    わりと石も多い

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-ひと息つける場所

    ひと息つける場所

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-ケーブルカーの線路

    ケーブルカーの線路

登山開始から5分と掛からないほどで、この登山道の特徴ともいえる階段に差し掛かった。
御幸ヶ原のコースは急な登り坂と長い階段がいくつもあり、登る際の歩幅の調節が憎らしい。
左手側にはケーブルカーの線路があり、それを横目に階段と岩の間とを登っていく。

20分ほど登ったところの登山道が大きく開けベンチが置かれた場所では、登山道とケーブルカーの線路と接するようになっており、柵越しにケーブルカーの様子がのぞき込めるようになっていた。
顔を迫り出して線路の上下を確認すると、駅付近に1台止まっているのが見えた。

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-勾配がキツい

    勾配がキツい

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-石と階段が多い

    石と階段が多い

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-夫婦杉

    夫婦杉

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-男女川源流付近

    男女川源流付近

登っても登っても相変わらずの石と急勾配の登山道が続いていく。
30分ほど登ったところがこのコール上で最も勾配がキツいのではないかと思える場所で、折り返しながら石段を上り、岩を避け通過していく。
すると登山道は直ぐになだらかに変わり、若干の下りがあった。コースに沿って進んで行くと、目の前には大きくて立派な杉の木が3本立っている。
そのうちの2本は根元から二股に分かれた夫婦杉で、見上げるとさらに上部で太い枝が分かれ、まるで3本の杉になっているようにも見えてくる。
夫婦杉の立派な姿に見入りながら、登山道へと目を移すと緩やかだった坂道は、ふたたび元の急な登りに戻っていた。
岩の斜面を少し登ると男女川の看板に出た。水源地の近くに位置しているようで、ベンチが置かれ休憩がしやすいように整備されていた。
足元には少し水が染み出しているようで冬季とはいえここでは凍結はしていないようだった。
このあたりには左右にシャクナゲが見え、花の季節になれば華やかになる登山道の様子が想像できた。

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-シャクナゲがある

    シャクナゲがある

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-石が続く

    石が続く

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-階段も続く

    階段も続く

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-御幸ヶ原までもうじき

    御幸ヶ原までもうじき

斜面の上の方は枝の間から空が見えるようで、耳を澄ますと話し声も聞こえるような気がする。
御幸ヶ原まではもうすぐで岩の急斜面を登る我慢の時間がもう少しだと思われ、相変わらずの岩・階段の登山道を登っていく。

御幸ヶ原までもうすぐだというところで、長く踏面の狭い階段に差し掛かった。
この階段を登り切り、さらに石の多い登りを過ぎると御幸ヶ原に建つ土産物屋が見えてくる。

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-御幸ヶ原の建物が見えた

    御幸ヶ原の建物が見えた

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-御幸ヶ原到着

    御幸ヶ原到着

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-男体山を見上げる

    男体山を見上げる

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-御幸ヶ原の北側

    御幸ヶ原の北側

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-ここから男体山へ

    ここから男体山へ

登山口から53分。御幸ヶ原に到着した。右側には女体山。左には男体山を見上げ、北側の展望もよく休憩にもちょうど良い。
観光地的に整備されて木や枝がないためか、このあたりから風が強く吹き付けてくる。
日影には雪が凍結して残っているところも。

御幸ヶ原から男体山へ

少し足を止めて息を整えてから山頂ひとつめの男体山へ。
雲が少なく空気が乾いているおかげか、男体山へと登っている最中から西側の眺めが良く、特に富士山が大きく存在感があった。
この景色は男体山の山頂に立つまで見ないように・・・と思っても、登山道の眺めの良い場所からはチラチラと目に入る。
葉の落ちた枝は日光をよく通して、背中に受ける陽射しが温かく凍結部分も無い。
足元も明るくて歩きやすい状態だった。

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-男体山への登り

    男体山への登り

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-最後の岩の登り

    最後の岩の登り

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-展望が良いところ

    展望が良いところ

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-階段を登ると男体山

    階段を登ると男体山

御幸ヶ原から7分ほどで男体山の山頂に到着。
西側から吹き付ける風が冷たい。
ゆっくりと眺めたかった富士山も風の冷たさで眺望を楽しむのを早々に終了し、物陰へ隠れて防寒着を着た。

男体山の山頂にある社殿は西側を向き、狛犬が1体しか見当たらないのが印象的だった。
登山道を登ってくると、裏側から社殿を回り込むような形になる。
コンクリートで作られた社務所のような小さな建物と、少し離れたところに大きな建物があった。

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-男体山の社殿が見えた

    男体山の社殿が見えた

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-男体山の社殿

    男体山の社殿

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-南側の眺め

    南側の眺め

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-富士山が見える

    富士山が見える

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-男体山から女体山を見る

    男体山から女体山を見る

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-御幸ヶ原に降りてきた

    御幸ヶ原に降りてきた

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-あの階段から女体山へ

    あの階段から女体山へ

男体山から女体山

男体山から向かい合うように見える女体山へいったん御幸ヶ原へ戻る。
土産物屋の前を通り過ぎて石段を上がると、なだらかな坂道が続いている。
男体山に比べると女体山の方がなだらかで凹凸も少ないようで歩きやすい。

御幸ヶ原から3分と歩かないうちに、雪が多くなってきた。
たくさんの人が歩いているせいか圧雪状態になっており、登っていくには気を遣う。
ソールが隠れるほども無い積雪量のため、歩く場所を選べば難しいこともなく登っていくことができた。

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-なだらか

    なだらか

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-雪が残っている

    雪が残っている

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-ガマ岩

    ガマ岩

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-山頂はそこ

    山頂はそこ

御幸ヶ原から10分ほどで女体山の山頂に到着。
登山口から男体山を経由して1時間18分ほど。こちらも相変わらずの風だった。

見下ろして見える霞ヶ浦がキラキラときれいで、遠くに霞んで見えるビル群が関東らしい雰囲気に見えた。
青い空がとても気持ちの良い山頂で、風の冷たさが克服できればしばらくここでゆっくりとしたかった。

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-女体山の社殿

    女体山の社殿

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-筑波山山頂到着

    筑波山山頂到着

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-東側の景色

    東側の景色

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-霞ヶ浦がキラキラしてる

    霞ヶ浦がキラキラしてる

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-男体山の方

    男体山の方

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-山頂部

    山頂部

下山は白雲橋へ

山頂で景色を楽しんだあと、女体山の社殿の裏を通り白雲橋へと降りた。
こちらのコースは巨岩や奇岩が多く、弁慶の七戻りなどの見どころも多い。

ただ山頂付近は雪が残り、場所によっては凍結し滑りやすそうな場所も多く見えた。
下りよりは登りの方が安全に歩くことができるかもしれない。

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-社殿の後ろを通る

    社殿の後ろを通る

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-雪が残る

    雪が残る

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-凍結箇所もある

    凍結箇所もある

立て続けに遠すぎていく岩をひとつひとつ見物しながら、20分ほど降りると雪や凍結も無くなった。
ちょうど国割石があり、そこからは歩くペースを上げることができた。

胎内くぐり、弁慶の七戻りと岩を楽しみながら降り、平成23年に倒れてしまった巨木の切り株の大きさに驚き、樹林帯に囲われた中を進んで行く。
登りに使用した御幸ヶ原コースに比べ距離は長いぶん、勾配も緩いようで降りる際の膝に優しい。

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-大仏岩

    大仏岩

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-北斗岩

    北斗岩

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-雪は少し

    雪は少し

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-裏面大黒

    裏面大黒

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-出船入船

    出船入船

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-国割り石

    国割り石

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-陰陽石

    陰陽石

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-胎内くぐり

    胎内くぐり

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-弁慶の七戻り

    弁慶の七戻り

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-弁慶の七戻りを見上げる

    弁慶の七戻りを見上げる

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-23年に倒れた巨木の株

    23年に倒れた巨木の株

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-下りが長い

    下りが長い

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-白蛇弁天

    白蛇弁天

  • 【筑波山 御幸ヶ原コース】登山百景-白雲橋の鳥居

    白雲橋の鳥居

筑波山 御幸ヶ原コース 登山レビュー

最高標高
877m
登山口標高
274m
距離
5.243km
登り
御幸ヶ原コース
下り
白雲橋コース
行動時間
登り1:18
下り0:56
合計2:14
累積標高
(+)681m
(-)670m
平均斜度
14.4度
歩行速度
2.47km/h
時期
2017年1月
天気
晴れ
気温
登山口1℃
山頂-1℃

筑波神社から急勾配の階段が続く御幸ヶ原を登って、白雲橋のコースで岩を楽しみながら下るルートを取りました。
500mほどの高低差で距離も短いので、気軽に楽しむことができる山だと思いますが、1月という季節もあって白雲橋では山頂付近で凍結しているところも多くありました。
周囲からの風を受けやすい場所でもあるので、1,000mに満たない山とはいっても防寒をしっかりしておきたいところです。

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