飯縄山 残雪期

1917m

初春の飯縄へ

一の鳥居 2013年4月13日

飯縄山 残雪期登山(一の鳥居) (4月)|霜がビッシリ!残雪の飯縄山
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長野市街だけではなく、長野県北信地域のほとんどから見晴らすことのできる飯縄山。
どのシーズンでも多くの登山者が飯縄山へ登り親しまれている。
雪の飯縄山も4月にもなれば雪が解け、残雪期の山として簡単な冬の装備で登ることができる。

登山道には霜柱は大きく育ち、10センチほどはあるように見える。
まだ木の葉も繁らず、登山道からでも周囲の山々が見える。
雪も深く残っているところもあり、雪の上を歩く感触も楽しめる。

晴れて青空の広がる天候の中で登ることができたが、山頂に近づくにつれてガスに覆われ、遠くの山々は見渡すことができなかった。
暖かな陽気の続く4月とはいえ、山頂付近は残雪が多く残り、雪解けの水で登山道はドロドロとした状態だった。

歩いたコース

登り
南登山道
下り
南登山道
最高標高
1917m
登山口標高
1138m
距離
7.81km
累積標高
788m
804m
平均斜度
11.5度
時季
2013年4月
天気
晴れ
日程
日帰り
歩行ペース
登り2:25/下り1:30/合計4:05
平均の歩行速度
1.99km/h

この日のペース

  1. 一の鳥居
  2. 南峰
  3. 北峰山頂(2:25)
  4. 一の鳥居(4:05)

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山と高原地図 妙高・戸隠・雨飾 火打山・高妻山・信越トレイル
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長野市街から近い飯縄山はとても登りやすく、高低差も距離も手頃です。
天候さえ良ければ景色も良く、とてもオススメな山の一つです。とくに景色は間近に見える戸隠連峰の険しさと、高妻山の尖った形が迫力があり、妙高山も市街地から見るのとは雰囲気が変わります。

使った登山道具

持って行った水の量

飯縄山へ一の鳥居から

長野市街から県道506号線を飯綱高原へ向かって上っていく。
飯綱高原スキー場から戸隠方向へと向かい、バードラインから長野カントリークラブの道を挟んだ向かい側に登山用の駐車場がある。

今回のルートは一の鳥居を潜る南登山道。
ゴルフ場横の登山者用の駐車場に車を停め、登山口の鳥居まで歩く。
ところどころに残った雪は見えるものの、登山口から雪は無く歩きやすい。
冬は雪の下になっている13体の石仏も姿を見せていた。

霜柱の立った登山道

登山口から1時間ほど。
駒つなぎの場に到着。
坂が緩まって広くなった駒つなぎの場は、休憩にも都合が良い。

飯縄山登山

冬に「これ登るのか???」と思った急登は本当は登山道ではなかったらしい。

雪のある季節はここからの急斜面を直登していくところ、夏道は右へ九十九折りのルートを上る。
足元は解けかけた霜の水分でドロドロとして歩きづらい。
登山口付近には無かった雪も、標高の上昇と共に目立つようになってきた。

山頂付近は積雪が残る

登山口から1時間半。
森林を抜けて南峰が見えるようになった。
さすがに山頂近い標高になると雪が多く残り、足元は滑りやすい。
南峰直下の祠も雪に隠れている。

飯縄山山頂

スタートから約2時間。
南峰に到着。山頂の北峰はさらに10分ほど。
緩やかに鞍部へ下り、再び登って山頂に到着。

登山口から2時間25分で山頂に到着。
南峰よりも山頂の方が雪が少ないようだった。
市街地からも見晴の良い飯縄山はやはり山頂からも景色が良く、東には善光寺平、西には妙高や高妻山、戸隠を見渡せる。

下山後に立ち寄った温泉

アゼィリア飯綱

飯縄高原台座法師池近くにある公共の宿。日帰り入浴の他に宿泊もできる。大浴場にサウナ、湯上がりには休憩所がある。
浴室は、夏なら飯綱の鮮やかな緑を眺めながら、冬は雪景色を眺めながら入浴ができる。

登山口から少し離れているので、どちらかといえばキャンプや行楽客向けの温泉です。
宿泊ができるので、戸隠山や高妻山などへの登山に使えると思います。

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