蛇骨岳 登山(黒斑山表コース)3月 雪の積もった浅間山を見に行こう

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蛇骨岳

黒斑山表コース 2013年3月4日

蛇骨岳 登山

蛇骨岳は浅間山の北側を囲むように聳えている外輪山のひとつ。
浅間山を眺める山として登山者の多い黒斑山から30分ほど奥へ進んだところが、そう名付けられている。黒斑山の標高は2404m。これに対して蛇骨岳は2366mなので、高峰高原から400mほど登り、浅間山を眺めながら30mほど下るルートになる。

眺望の良い蛇骨岳から、黒い山体に白く粉をまぶしたような浅間山が見られる季節。
同じく浅間山への眺望が良い黒斑山と比べて、蛇骨岳は浅間山方向へと続く外輪山を本体と合わせて眺めることのできる位置にある。
単なる独立峰の大きな姿を見るのではなく、外輪山と合わせた雄大な浅間山といったイメージで景色を楽しめるのが良い。

快晴に恵まれた浅間山。
浅間山の外輪山のひとつに数えられる蛇骨岳は、浅間山本体にも近く展望も良い。
若干の雲は流れていても、八ヶ岳や嬬恋方面への眺望も良く最高の天気となった。

蛇骨岳の行程

蛇骨岳へは高峰高原から登る。
上信越道小諸ICが最寄りで、浅間サンラインからチェリーパークラインを高峰高原方面へ。
曲がりくねった道路は、日影では凍り付いていることもあるので注意。

  1. 高峰高原ホテル

  2. 車坂峠
  3. トーミの頭
  4. 黒斑山
  5. 蛇骨岳 山頂(2:00)
  6. 黒斑山
  7. トーミの頭
  8. 中コース
  9. 高峰高原ホテル(3:10)

雪の蛇骨岳を高峰高原から黒斑山を経由して登る

この時季の高峰高原はさすがにサラサラの雪。
いくつも足跡が付いて締まった雪は、まったく埋まることも無く、快適に歩くことができる。
登りは表コース。ところどころの木々の隙間から佐久平と八ヶ岳・蓼科がよく見える。スタートから15分ほどは登るルートが続き、一度下ってから改めて登り坂が続くので、この時点でアイゼンを履いて登り坂に備えて再スタートをした。

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    浅間山

雪に埋もれた登山ルートを行く

とても良く晴れて陽射しは暖かく汗もかく。
左側に黒斑山が近く見えて、それを横目に登りをガツガツ登り、雪に埋まったシェルターを通過。
ココまで来ると展望が晴れてくるので、近くに迫っているゴツゴツとした岩の「トーミの頭」の先に浅間山が見えてきた。
その眺めにテンションが上がり、呼吸も上がっているのだけれど足取りは軽くなる。

浅間山とトーミの頭が見える小さなピークから、急な雪道が続くので一気に登り切る。
どこを見渡しても景色が良くて、時間を追うごとに蓼科方面の雲が晴れて、そして浅間山はどんどん大きく見え、取り囲む外輪山の稜線も一目瞭然。

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強い風と素晴らしい浅間山の眺め

トーミの頭まで来れば黒斑山はすぐそこ。
やっぱり遮るものがなくなると風が強い。
この場所からの景色が、まず最初に見ることのできる最高の眺望のひとつのなので、足を停めて存分に堪能してから黒斑山へ進んだ。
冬は雪でルートの嵩が増している分、歩く場所が高くなっている。
夏は全く気にならないほどの高さにある枝も、冬は視線の高さになるので、歩行には注意が必要。
バシバシと服に引っかけザックに引っかけ。身をかがめて登って黒斑山到着。

ここまで高峰高原から1時間半ほど。

黒斑山から蛇骨岳への眺めは長く遠く見える。実際には30分ほど。
夏ならチラチラと浅間山を眺めながら進むことができる下り坂を、雪の季節は足元と枝に注意しながら進まなければならない。
さすがに黒斑山から先へ進む人は少ないらしく、トレースはあるものの雪は踏みしめられていない。
時々、木々が開けて浅間山を望むことができるものの、黒斑山までのルートに比べて枝の張り出しているので前方頭上に注意。
枝に引っかけてザックや衣類が破けるのでは無いかと思うほど。

蛇骨岳に到着

黒斑山から30分、森が開けて蛇骨岳に到着した。
山頂やピークと言うよりは、岩がたくさん固まって置いてあるような場所。
ここからの稜線は、浅間山だけではなく北軽井沢や嬬恋を眺めることができ、左右どちらを向いても絶景を楽しめる。
後ろを見れば、さきほど通り過ぎた黒斑山の険しい山壁が見える。
高峰からは約2時間。

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    浅間山!

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    あっちは黒斑山

遮るものの少ない蛇骨岳は風が強い。
2000mを越える標高だけにこの日の気温は氷点下13度。
岩の影に荷物を降りして、景色を楽しむために立ち上がっては、風を避けるために屈んで休憩をした。
全方向の景色が良く、進むほどに角度が変わって少し違う表情を見せてくれる稜線は、気をつけないとどこまでも歩いて行きたい気持ちになる。
今回は蛇骨岳に荷物を置いたまま、仙人岳方面へ5分ほど歩き、そこで引き返すことにした。

戻った黒斑山には3人の登山者が景色を楽しんでいた。
さらにトーミの頭へ戻るまでにはピッケルを持った二人組。お昼近くなって雲が晴れて、とにかく景色は最高。
トーミの頭からは中コースを下ることに。
ここからだと景色は見られないけれど、登りやアップダウンがないので、帰るのにはちょうどいい。景色も良いのだけれど、体力が消耗した状態で上り下りは避けたい。

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蛇骨岳 黒斑山表コース 登山レビュー

最高地点
2,366m
登山口標高
2,000m
距離
7.755km
登り
表コース
下り
中コース
行動時間
登り2:00
下り1:10
合計3:10
累積標高
(+)519m
(-)527m
平均斜度
7.7度
歩行速度
2.39km
時期
2013年3月
天気
晴れ

標高2,000mの高峰高原からスタートができ、登山者も多いので気軽にハイキングが楽しめます。
ただ気温も非常に低い場所なので冬は道路状況が心配ですが、かなりの確率で駐車場からも雲海が眺められ、たとえ雲海が無くても眺望は素晴らしいです。
ルートはとても歩きやすく、1時間ほど急な坂道を頑張れば、浅間山が大きく顔を出して励ましてくれる。そんなコースです。

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