Your browser doesn't support HTML5 video.
行こうと思ったのは8月でした。
まだ紅葉には月日がありました。
そのときの興味は「紅葉」というよりも「忠右衛門新道を歩こう」という感じでした。
もともと「忠右衛門新道を歩こう」だったのが1ヶ月後には紅葉まで気にするようになりました。
9月下旬。
もうじき志賀高原が紅葉で華やかになると思ったら、興味が出るのも無理は無いです。
赤石山は7月にも行っていました。
その日は雨の樹林帯を見に行こうと思っていて、赤石山で最も見るべき大沼池をスルーしてました。
それどころかニッコウキスゲも見なかったという・・・
少なくても大沼池ぐらいは見ておかないと赤石山へ行った気がしない。
大沼池は志賀高原にある、青くて透明な池です。
裏志賀山が水面に映り、鮮やかな青は印象的です。
ここが上から見えるなんて、どれだけキレイなんだろう。と思っています。
忠右衛門新道は鉢山と赤石山を結ぶ尾根の登山道です。
アップダウンはあるけれど、なだらかで比較的歩きやすいのですが、ただコースが長いです。
2019年の夏に横手山へ行こうと思って、間違って入り込んだこともありました。
7月に行った赤石山。
そこで忠右衛門新道を意識しました。
「忠右衛門って誰?」という感じで見ていたのですが、地図を見るとなかなかに楽しそうな雰囲気が漂ってました。
忠右衛門はそこまでがとりあえず長いです。
四十八池から入ることを思ったら、スタートは硯川だろうと。
ということで、ここから50分くらい歩いてようやく忠右衛門新道のスタート地点に立てる感じ。
つい数日前に台風が連れてきた雨。
台風の進路は大きく逸れたけれど、雨が降ったあとにスッキリと晴れることもなく。
登山道はズブズブでヌルヌルでした。
踏み込んだら足首まで沈む的な。
志賀高原の紅葉は、だいたい車が通る道の近くが一番華やかです。
歩いて奥へ入るほど、色の変わらない葉っぱが多く、また赤よりも黄が華やかなエリアです。
そんなワケで、この時季に来たところで楓のような色合いは楽しめず。
でも濃緑の中に黄色が浮かぶのは華やかだったりします。
雲の多い一日でした。
夕方から雨が降るような予報も出ていたし、街から眺めても厚い雲に覆われていたから、見られなくても仕方が無いとは思っていました。
それでもせっかく来たのだし、忠右衛門新道を歩きたいと思っていたのだから、眺めは二の次だと思ってました。
それが、意外と雲の流れが速くて・・・