登山口の銀山平。
朝7時半ぐらいに到着しました。
駐車場はそう広くはなくて、車はそれなりに停まってました。
荒沢岳といえば鎖場が連続する通称「鎖場天国」。
そういう情報を知ってやってきたけれど、あらためて案内板で情報を頭に入れて覚悟を決めました。
緊張感はわりと高め。
安全にそーっと登ってこよう。
最初の10分ぐらい。
前衛の小さな山を登ります。
一気にギュンと登る感じで。
そこから先は比較的なだらかなのだけど。
銀山平から登る荒沢岳の核心部は、前嵓という岩峰。
この斜面を登るのにハシゴと鎖とハシゴと鎖と鎖。
とにかく足元注意。
そういうものだと知ってはいても、やはり実際に来てみるのはちょっと違う。
ここかー・・・という感じでハシゴに取り付いて、揺れ具合とか、足元の様子を確認しながらひとつずつ。
いったいいくつあったのだろう?
数えておいても良かったと思うくらい。
ハシゴと鎖が続きます。
さすがに飽きる。
ハシゴと鎖の前嵓を過ぎると、荒沢岳がどーんと見えます。
両翼を広げたみたいな見た目。
でも山頂までに、またグッと上がる登りが見える・・・
前嵓に比べたら、ただの急登は難なく登れる感じで、あっという間に過ぎました。
稜線上に出たら山頂はもう少しで。
最後の鎖場が1本ありました。
荒沢岳の山頂は、最後の最後にちょっとだけ登りました。
あれを登ればようやく山頂に到着。
おつかれさまでした。
でも、荒沢岳は三山を縦走するか、ピストンするかという選択肢なので、日帰りの下山は必然的に前嵓を通ることになります。
登りよりも、下りる方が遥かに気を遣う。。。。
あの鎖場。