北陸に用があったので。
「いちのトレッキングブログ」の“いち”さんが話しに乗ってくれました。
* * *
僕「前日に仕事で北陸へ行きます」
い「是非行きましょう!ただ全然登れてなくて体力低下が著しいです」
僕「熱が下がらなくてちょっと微妙な感じです」
い「朝は自信がないので」
* * *
そんなやりとりをしながら、僕は8番ラーメン御幸店の裏で寝てました。
東海の里山を中心に北アルプスやあちこちの山に登ってる“いち”さん。
現地での待ち合わせでした。
同い年のおじさん2人組が、下山予定の下山で朝から待ち合わせ。
荒島岳といえば、勝原から登るのが多いと思います。
しかし「今回は真っ直ぐに通り抜けてみよう」という行程で大野市の中出から下山へ下ります。
前日までの雨が残って周囲は深い霧。
「きっと標高が上がったら晴れるんだ」という期待を込めて。
登っても登っても周囲は白い。
それはそれで幻想的な雰囲気だから良いじゃんと思えたのは山を下りてから。。。
小荒島岳から見える荒島岳を楽しみにしてきました。(本気)
それだけが今日のメイン。
それさえ見られれば・・・と思っていたのに。
期待して少し待っていたのに。
半ば諦めて山頂へ向かいました。
もう何も見えません。
何も見る気がありません。
早く山を下りてしまいたい。
何も見えないし、ただただ白い。
ここで、おじさん2人が悪態をつきつつ時間を過ごし、山を下りることにしました。
サクッと登って、サッと下りる。
そんな思いでいた荒島岳。
何も見えないし、早く下りてしまいたい。という気持ちもありながら、思いがけない急登と滑りやすい足元に苦戦しました。
下山登山口は、きっと下りてはいけない登り専用の登山道だと思います。
その地名が期待をしてしまった。
登山をしている間よりも、山を下りてからの方が気持ちが揺さぶられる景色でした。
荒島岳は中に入るのではなく、遠くから眺めていた方がキレイなんじゃないかと思うくらい。
前日は福井市内で車中泊。
寝不足なので早く帰りたい。