白山は石川県や岐阜県にある2700mを超える山です。
日本百名山にも数えられていますが、日本三大霊山という謂れのある信仰の山で、山頂には白山神社が祀られています。
とにかく山体が大きく、登山道も多くあります。
たくさんの登山道がある中で、石川県白山市の別当出合から登るのが一般的だと思います。
初めての白山は、その一般的なものに従いました。
週末は通行規制があったと思います。
なので、週末に絡めるのなら、できるだけ金曜日に入るのがオススメ。
いや、、、もう規制とか無いかもしれませんが。
駐車場から少し上がったところにビジターセンターがあります。
ここが登山口。
トイレにも寄れて、とても助かる施設です。
ちなみに前日、美味しい魚屋さんで、しこたま白エビ天ぷらを食べて、ちょっと胃もたれしています。
ビジターセンターから砂防新道へ向かうと、まずは吊り橋を渡ります。
とても大きくて長い吊り橋。
狭いとか高くて怖いとかは感じませんでした。
それくらいに大きくて安心感がたっぷり。
吊り橋の怖さは無いのですが・・・
柱に大きな蜂の巣がありました。
こういう大きな蜂の巣って、スズメバチがいるってことなんじゃないのかな。
それが怖い。
登れば登るほどに白く包まれるので。。。
もうここはのんびり登ろう。
そんな感じで、甚之助避難小屋でコーヒーを湧かしてました。
みんなどんどん登っていくけど。
黒ボコ岩場まで登ってきたら晴れてました。
避難小屋からちょっと上のところで、そんな気配は感じていたけれど。
スッキリ青空が気持ちが良い。
室堂までもう少し。
室堂に到着して、荷物を置いて山頂の御前峰へ登りました。
30分くらいの登り。
着いたときにはすっかり真っ白でした。
とても微妙な景色でした。
景色はありませんでしたが、ちょうど誰もいなかったので、ここでミッションを発動しました。
このためだけに白山へ来たようなものです。
一緒に登った将来の奥さんにプロポーズをしたのが御前峰でした。
唐突だったので、ぎこちない空気になりながらも、オコジョが出てきて助けられた感があります。
室堂で朝を迎えて、朝陽はそのままビジターセンターで眺めていました。
雲が多そうだし、また山頂まで行くほどの天気ではないだろうと。
でも羊のような雲がいっぱいの空は良かったです。