黒部ダムや立山へ向かう扇沢。
ここの無料駐車場に車を停めました。
まだ台数の少ない時間、きっと観光で訪れる人も多いのだろうと思います。
扇沢の駅を横目に過ぎて、左側に登山口がありました。
許可された車だけが通ることのできるゲートの横。
扇沢の賑やかそうな雰囲気に比べて、ここはひっそり誰もいませんでした。
しばらく歩いたら針ノ木雪渓が見えてきました。
ここが日本三大雪渓のひとつ。
天気も良いし、テンションが上がります。
雪渓に下りてみると、祭壇が作られていました。
あとで気が付きましたが、山開きの日だったみたいで。
これからどんなイベントがあるのだろう?と思いながら、雪渓に取り付きます。
雪渓の上には落石がいくつも。。。
あんな大きな石が落ちてきたらひとたまりもない。。。
怖さしか感じないけれど、来たからにはビビらずに登りたい感じ。
勾配がキツくなってくると、雪渓が割れているところもありました。
あれがいわゆるクレパスか?なんて思いながら。
進行方向に割れ目が無くて良かったです。
振り返ってみたら、針ノ木岳から爺ヶ岳へと繋がる稜線が見えました。
これは期待をしていなかったのだけど、思っていたい以上にキレイで。
目を奪われるというか、いつまでも眺めていたいような。
振り返り過ぎなほど振り返って見ていました。
針ノ木峠まで雪渓を登って、山頂までひといきというところ。
あとは、そう高く登ることもない・・・けれど、このトラバース。
雪の急斜面を横切ります。
右には下まで続く針ノ木雪渓。
何があっても足を滑らすわけにはいかないと緊張感は高め。
無事に下山したあと、扇沢の駅で地図を見ました。
あのキレイだった稜線や、登った針木岳の位置関係がよく分かります。
扇沢に立ち寄ったついでに、ダムカレーを買って帰りました。
黒部ダムといえばダムカレー。
ダム湖に見立てたグリーンカレーと、ダムに見立てたご飯と。
これが意外と辛くて、びっくりしました。