山へ行こうと思いました。
長くて辛くて、簡単に帰ることのできないような山。
たまには有名な山。
じっくりと1日歩いて、物思いに耽ったり、思うことすら面倒になったりしたいと思いました。
動くことのできる体をいじめてみたいと。
いろいろと迷って魚沼の平ヶ岳へ行くことにしました。
百名山の中でも日帰り難度が高く、登山道内での宿泊も禁じられている山です。
山頂までの道程も大変だと思うのですが、駐車場に着いてみて思ったのは「まずここまで来るのが大変」という。。。
登る前に行程を調べていました。
高低差はそう驚くほどではなく、往復の距離も長いとはいえ、そこまで極端に長くはない。
難易度が高いといっても、不可能さを思わせる山ではないのだなと思いました。
こうやって登山の記憶をネットに残すのも良し悪しのようです。
より印象の強い記憶を残そうとしているのでしょうか。
宿泊禁止の場所でも、幕営をするひとたちが多いようで、ネットもその一因を担っているようでした。
なんとか山頂まで来てみたら、思っていたとおり。
山名の通りの平ら。
でも地塘は思っていたより地味だった。。。
いろいろな思いをしながら平ヶ岳を下りました。
その後はバッジを求めて清四郎小屋へ。
ここは数年前からネットで情報を脳みそにインプットして擦り込まれた場所。
もう憧れのような・・・
平ヶ岳へ向かうときは朝早く真っ暗だったのですが、帰りは夕暮れの時間になりました。
西日を受けながら銀山平へ向かうときに、ずっと見ていたダム湖。
とてもキレイでした。
何度か来たことのある場所でしたが、こんなにもキレイなところだったとは気が付きませんでした。
銀山平で温泉といえばココ。
「白銀の湯」
他にもあるのだろうけれど、もう疲れてココ一択。
清四郎小屋で「高い」バッジをゲットした後でしたが、温泉でも平ヶ岳のバッジがあるのを見つけてしまいました。
しかも、よく見かけるお値段で。
おもわず財布を取りに車へ戻りました。