朝陽が昇る時間に出るなんて、いつぶりのことだろう?
すっかり朝がくるのが早くなって寒さも和らいだおかげで、早起きが億劫では無くなりました。
それでも久しぶりの早朝はちょっと辛い。
今回登ろうと思っているのは、長野市街地からもよく見える大きな飯縄山。
左のふたつは飯縄山で、右にある峰は霊仙寺山。
山体全部が飯縄山みたいな存在感ですが、別の山ということになっています。
この山を右から真ん中へ行こうかなと。
登山口はスキー場。
霊仙寺山と飯縄山は主要な登山口が山の反対側同士みたいな感じで離れているので、周回はちょっと難しいのですが、スキー場を起点にするとぐるっと回って下りてこられます。
たしか「ゲレンデを登ってはいけない」という情報がネットにあった気がするのだけど、どう見てもゲレンデを登らなければならないようにも見えて。
正しいかどうか、ひとまず登山道のある尾根に寄りながら登っていこうと思います。
樹林帯の中は雪が多く残っていました。
ゲレンデより高い位置まで登ると、斜面は一面の雪という感じで。
しかもグズグズで踏み抜きだらけという・・・
登山道を意識しなくても登っていける楽しさはありましたが。
霊仙寺山の魅力は、登山道上からの眺めが素晴らしいことです。
尾根をまっすぐに登っていくような登山道なのですが、山頂が近くなるほど木々が疎らになるので、振り返ると眼下に景色が広がります。
こんな雪の斜面を登りながら頭から離れなかったのは「どぶろっく」
ずっと「大きなイチモツ」が流れてました。
ミュージカルバージョンみたいなやつの。
初めて来た霊仙寺山。
とても静かで人の気配も無く、とても落ち着く場所でした。
妙高山が近くに見えて高妻山が大きくて。
斑尾山や北信濃の景色が一望できる場所。
いつまでもいられそうな霊仙寺山から飯縄山へ向かうことにしました。
霊仙寺山はとても景色が良くて何よりも飯縄山がカッコ良く見える場所だということを知りました。
霊仙寺山から飯縄山へは初めての登山道でした。
同じ登山口から高い峰へ登り、縦走路のアップダウンを越えてもうひとつの山へ行くところは、まるで常念岳と蝶ヶ岳の縦走を小さくしたような印象でした。