岩菅山は、峰々が連なる志賀高原の中でも標高の高い山のひとつです。
とくに稜線を繋ぐ裏岩菅山は、奥深い位置からか一般的には有名ではないのですが、志賀高原で最も標高が高く気持ちの良い稜線が広がります。
雪深いエリアなので、夏や秋がメインの登山時期になりますが、日帰りで十分に歩ける距離で手ごろな山といえます。
暑くもなく丁度良い季節がらか、登山口にはたくさんの車が停まってました。
登山道というのかハイキングコースというのか、岩菅山へは整備された道が続き、とても歩きやすかったです。
山頂直下だけ、ちょっとガレ場のようになっていましたが。
難なく歩ける感じ。
岩菅山に到着したら、裏岩菅山へ向かいます。
この先が今回のメインディッシュ。
美味しい稜線歩きです。
6月とはいえ雪が残っていました。
なだらかな稜線から、こんもりと盛り上がった裏岩菅山の山頂へ。
そこそこ距離はありましたが、あっという間に着いた感じ。
ここから先は栄村の切明へと続く登山道になります。
気持ちの良さそうな稜線が続き、とてもそそられる眺めでした。
いつか切明から裏岩菅山へ登りたいという気持ちが湧きました。
奥地に来た感じがしていたのだけど、スキー場は意外とすぐ近くに見えました。
あのゲレンデは焼額山。
岩菅山へ戻ってきたら、山頂で景色を楽しんでいる人が多くいました。
もうちょっと頑張れば楽しい稜線なのに・・・と思いつつ。
サッと通り過ぎます。
下山後、気になったので焼額山のゲレンデ駐車場へ行ってみました。
そこに見える裏岩菅山。
やっぱり近かった。
歩いている時は樹林帯の中で、まったく様子は分からなかったのだけど。