北アルプスで日帰りができて、登山口まで行きやすい山。
といえば、常念岳。
高速道路からのアクセスも良く、行程は長いけれど日帰りが可能で。
なんなら山小屋もある。
そんなわけで気になっていました。
ネットの情報では、片道6時間ぐらいは掛かるような・・・
地図を見れば、もっと時間が必要そうにも思われ・・・
今回の予定は単独行で、日帰り装備。
何時に出発をすれば良いのだろう?
登山口は、一ノ沢一択でした。
他にも登山道はあるけれど、一ノ沢が見つけやすく分かりやすかった印象でした。
ただ・・・長いかもしれない。
ということで、前日の12時に駐車場に入りました。
目が覚めたのは朝4時。
周りにはたくさんの車が停まっていました。
慣れない車中泊と、周りで車のドアを開け閉めする音。
朝になった山には、常念乗越が明るく見えました。
登山口にある標識には・・・
登山口標高1260m
常念小屋5.7km
ということは、山頂までの高低差は1600mぐらいということか・・・
山小屋まででも往復10キロを超えるのか・・・
初夏の一ノ沢といえば雪渓。
スプーン状にえぐれた雪渓を登ります。
雪の上を歩くことには抵抗がなく、慣れている方だと思います。
しかも雪が固くなった時季には。
一ノ沢から登って、おそらく一番感動を覚える場所じゃないかと思います。
「常念乗越」
槍ヶ岳が見えることは知っていました。
山小屋があることも知っていました。
けれど、そこに立ったときの感動はもう・・・言葉にならないです。
常念乗越まできたら、山頂はすぐそこというイメージでした。
でも、意外と長くて。
時間にして1時間ほどの登りが、こんなにも長く感じるとは・・・
景色は良いのに。
常念岳の山頂は、さすが北アルプスという大満足の眺め。
早くに出発したので、この時点でもまだ時間は早く、「帰って仕事ができるな」と思いました。
SNSにも投稿しまくりで。
ここまで来たらバッジを買って帰りたい。
まだオープン間も無い常念小屋へ立ち寄りました。
在庫があったバッジは1種類。
時間は10時半でした。
そんな時間にフラッとやってくるのもお邪魔だったかもしれません。