常念岳は北アルプスを代表する山だと思います。
特に安曇野側から見える存在感は特別なもので、どんな季節でも魅力的です。
尖った山頂部、そこから見える北アルプスの景色も雄大で、惹きつけられる理由のひとつです。
常念岳へ登る一般的なコースは、一ノ沢と三股です。
どちらも安曇野からの登山口になるのですが、今回は三股から登ることにしました。
でも、、、駐車場の手前で大規模な崩落があって、急きょ、手前で車を停めて歩くことに。
これまで何度も山に付き合ってくれる土屋。
彼の初めての残雪期北アルプス。
おそらく彼の三座目の北アルプスです。
三股から登ると、前常念というピークがあり、そこから山頂まで2500mを越える稜線歩きになります。
まるで天国のような気持ち良さを想像していたのですが、それを遙かに超える辛さ。
平坦だと思っていたのに、意外と登りが続く・・・
山頂には祠があります。
松本市の岡宮神社が管理していると、どこかで目にしました。
3000m近い高地にある建物なんて、管理が大変だろうと思います。
常念岳といえば、山頂から眺めることのできる槍ヶ岳と穂高岳。
そして北アルプスの峰々。
山が好きな人なら、いつまでも眺めていられそうな景色です。
適度に風が吹いて陽射しが温かいと、ほんとうにいつまでもいられる感じ。
登ってきた登山道と同じ道を下ります。
たいへんだった尾根も、下るとなると早くて快適でした。
まるで安曇野へ向かって飛びたつような眺めでした。
土屋は、登っている最中に携帯していたポカリスエットを落としました。
どこで落としたのか分からなくて、なんとなく・・・と目星を付けていたところ、運良く下山時に見つけることができました。
そして、ラッパ飲み。