甲斐駒ヶ岳南アルプスの中でも登りやすい山のひとつです。
山梨側からは長い行程になるのですが、長野側からは標高2000mの北沢峠までバスで行けるので日帰りも十分に可能です。
この真っ白な山頂部が特徴的で美しい山です。
伊那市の南アルプスへのバスに乗ります。
朝の遅い11月になると真っ暗なうちからバスを待っていました。
なんせ・・・まえに仙丈ヶ岳へ行ったときは、このバスに乗り遅れてだいぶ待ちましたので。
バス乗り場では切符を買って、始発を待つ人が列をなしていました。
みんな始発が心待ちという雰囲気で、乗るバスは同じなのに、ひとつでも列を詰めたい雰囲気がありました。
慌てる必要は無いのだけれど。
北沢峠について登り始めたときには、もうすっかり明るくなってました。
最高の天気で、どこまでも見渡せそうな青空が広がっていました。
甲斐駒ヶ岳は、北沢峠を挟んで仙丈ヶ岳の隣にあります。
すぐ近くというような感じで間近に見えます。
登っている最中から仙丈ヶ岳がどーんと見える感じ。
双児山まで登ると甲斐駒ヶ岳が見えました。
知ってはいたけれど真っ白。
まるで雪が積もったみたい。
石や砂地が、そんなふうに見せていて、とてもキレイな山でした。
山頂近くでは、遠くから雪のように見えていた白い砂地の斜面を登ります。
こんなに高い場所なのに砂浜?みたいな雰囲気。
南アルプスのこのあたりの特徴的な雰囲気かなと思いました。
なんといっても、この亀裂が不思議でした。
小さな石が立ち上がったかのように列を作っていて。
どうしてこんな風になるのだろう?と思って見てました。
山頂には大きな祠がありました。
これも甲斐駒ヶ岳の特徴的な眺め。
ようやく着いた感じで、ここからの眺めを楽しみました。
甲斐駒ヶ岳から下りて温泉をしたあと、伊那市街でローメンを食べました。
立ち寄ったお店は「うしお」。
小さなお店でお客さんはいっぱいで。
お腹が膨れました。