長野県上田市の鹿教湯富士。
「富士山」という山名を持つ里山です。
「ふじさん」ではなく「ふじやま」と呼ばれるあたりが、漢字で読むと分かりづらいところ。
長野県版のテレビ番組で目にしました。
登りやすいのは鹿教湯温泉に近い集落からでした。
どこから登山口へ入ったら良いのか分からず、とりあえず神社の空きスペースに車を停めることにしました。
民家が並ぶ中、アスファルトの道路を通って登山道へ。
とても長閑でした。
このあたりの山では当たり前のように設けられている柵。
イノシシ避けなのかシカ避けなのか。
なんだか物々しい雰囲気が漂います。
柵を開けて入っていくと、とても歩きやすい林道のような道が続いていました。
あとで知ったのですが、市峠という峠道のようで、今は往来は少ないけれど、その昔は旅人や商人が歩いていたのかなと思いました。
どこへ行くのかは知らないけれど。
市峠へ向かって道は続きます。
でも何を思ったのか、ここから左へ入りました。
山頂へ向かって尾根が続いています。
尾根は急登でした。
山頂へ迷うようなところもなければ、木々が遮っていることもありませんでした。
反面で、道らしい踏み跡にも見えなかったのだけど。
尾根から外れなければ、迷うことも無いと思っていました。
テレビでも急登だと言っていたし。
そういえばテレビでも倒れたアンテナが映っていました。
たぶんこれだと思います。
でも、ここの尾根って登山道でもないし、コースでもないのだけれど。