もう「市街地です。」と言っても違和感が無いくらい。
それぐらいに住宅地から近く、屋根がすぐそこに見えるくらいに高低差もお手頃な鎌田山。
この街の人なら、たいていは知っているだろうという存在感です。
独立した山のようにも見えるのですが、実は群馬県境から尾根が繋がり、明覚山、坂田山と下りてきて、その先端部に鎌田山があります。
街から近いだけに、山を縫うようにいろいろな登山道があります。
それだけお手軽に楽しめ、親しめる山だと思います。
4月から、運動不足解消と気分転換に何度か来てみました。
いくつかある道の中でも、もっとも厳しいのが体育館の横から登る道です。
険しいといっても、高低差は知れているので、すぐに登り切ってしまうのですが。
遊歩道のような道が多い中では、登山道らしい雰囲気が感じられる道です。
いきなり急な登り坂がスタートするのですが、階段を登っていくので、特に気にするようなこともなく登り始めることができます。
階段を外れてあるくと、けっこうずるずるする感じ。
登り続けて山頂が間近になってくると、階段が終わって滑りやすい急坂になります。
ロープが垂れているところもあるくらい。
登山道に慣れている人なら、なんてこともなく歩けると思いますが。
気を抜いていると驚くかもしれません。
晴れていれば。
雲が少なければ。
お手軽に眺望が楽しめます。