唐松岳といえば、北アルプスの入門的な存在だと思います。
2600mを越える標高。
にも関わらず、2000m近いところからスタートできる気軽さがあります。
冬に登る人も多くて、冬季ももちろん入門的な存在です。
とはいえ、、、冬季は気候が厳しく、簡単に立ち入ることができるというわけではありませんが。
でも歩きやすい山です。
唐松岳の手前には八方尾根スキー場があります。
スキーヤー・スノーボーダーに交じって、登山者がリフトに乗っていく感じで山頂を目指して行く山です。
もちろん冬だけじゃなくて夏の山としても良いところです。
有名な山というわけではないと思いますが、それでもカッコイイし、何よりも眺めが良いし。
そして距離も高低差もお手軽。
そんな唐松岳に、今回も土屋と一緒に行って来ました。
彼にとって初めての北アルプス。
まさに入門的な感じです。
まずはゴンドラに乗ります。
空は良く晴れて、雲があるけれど青空もよく見えている。
予報も良かったと思います。
2時間ほど歩いて、山頂はすぐそこに見えてきました。
あまり気にもしていなかったけれど。。。
だいぶ空が白く、雲が厚く・・・
唐松岳からは、五竜岳が見えて、不帰らずの険が見えて、剱岳も見えるはず。
なのに、雲がもくもくやってきているから、間近の景色もイマイチな・・・
それどころか、いつ雨が降るんだろうか。。。という。
時間は昼近くなったので、頂上山荘で軽食を頂くことに。
前に来たときも、ここで軽食を頂いたのだけど、そのときのご飯がおいしくて。
また食べたいと思ってました。
ただ、、、、食べている最中に物々しい雰囲気で牛首岳へ向かう救助隊がチラッと。
簡単に登って下りる感じで唐松岳に来たけれど、もっと用心深く予報を見ても良かったのかなと思いました。
身近で救助隊が出動するような状況で山が楽しめるとは思えず。
サッと下りてきましたが、無事で良かったなというのと、こんな状況ではあったけれど唐松岳楽しかったというのと。