登山らしい登山をせずに40日以上の日が経ちました。
体が鈍っているのか、気が付かない部分が弱っているのか。
得体の知れない不安を持ち、ひとまず体を動かそうと志賀高原の笠ヶ岳に来ました。
笠ヶ岳は見る角度によって様々な形を見せてくれる特徴的な山です。
2000mを超える標高ながら、山頂直下に食事のできる小さな小屋があり、車でアクセスできるという、お手軽な山です。
笠ヶ岳の登山道へ入ると、序盤は階段が続きます。
登山道の階段はよく「歩幅が合わない」なんてことがありますが、ここは階高が高くて歩幅どころか足の長さが足りないという感じ。
歩きやすいけれど、下りは滑らないように気をつけたい。
ちょっと登って振り返ると道が見えました。
意外と登ってきているような、まだまだぜんぜんというような。
なんにしても、久しぶりの感覚。
気をつけないと・・・というところは最後の最後。
20mぐらいの鎖場がありました。
特に難易度は高くないのですが。
強いていえば。という感じで。
30分も登ると山頂に着きました。
着いたら、なにか賑やかでした。
そういえば登山口にも人がいっぱいいたし、車も停まっていた。
見た目の雰囲気から、きっとトレランの大会みたいな。
笠ヶ岳の山頂には、麓の山ノ内町にある佐野神社の奥宮が祀られています。
小さな石の祠が山ノ内町の方を向いて建てられています。
山頂部の巨石はきっと御神域みたいな扱いなのだろうと思います。
ロープが張ってありましたが、横断幕も張られていて気が付かなかった。。。
なによりもトライルランナー達が気持ちよさそうに岩の上で休んでました。
笠ヶ岳はお手軽だけど、山頂まで登ってくると眺めがとても良いです。
サッと登れても標高2000m。
志賀高原の山々が周りを囲んでいるばかりか、北アルプスへの眺望もばっちりです。