高社山は中野市、山ノ内町、木島平村に跨がる双耳峰です。
豪雪地帯でスキー場がいくつもあります。
登山道は3・4本。
スキー場を登る登山道のほかに、石仏が傍らに立つ赤岩口という登山道もあります。
13体の石仏が次々と現れ、それを数えながら登るのも楽しいです。
赤岩口は谷厳寺というお寺の横から入ります。
ひっそりと立つ石仏を巡りながら・・・なんて思って居ると、お寺の仏像がピカピカな姿で出迎えてくれます。
ピカピカの仏像を過ぎると、定期的に石仏が並んでいきます。
不動明王から釈迦、文殊、普賢・・・
登り始めてから1時間ほどのところで、石仏は13番目になります。
虚空蔵が最後になります。
そこからは尾根歩き。
樹林帯の合間から、チラリと景色を見ながら山頂へ。
山頂への稜線ですが、これが地味にアップダウンが多くて長く感じます。
でも双耳峰の片側からは、山頂が同じ高さに見えて、「もう少し」感がいっぱいでした。
高社山の山頂からは、北側にある飯山市と、南側の中野市以南が一望できます。
この山を境にして積雪量がグッと変わるような土地で、ちょうど気候の境目に立ったような気分でした。