坂城町の西側にある鏡台山は、ちょっと奥まった場所で、しかも稜線に馴染むような丸い形をしています。
とても標高が高かったり形が特徴的だったりするわけではないので、ぱっと見の印象はとても薄いです。
形の印象は薄くても位置は分かりやすく、西には五里ヶ嶺があり、北には長野市松代町、南には坂城町があります。
上田の街を見下ろせそうな場所にありながら、厚い樹林帯でひとつも見えません。
むしろ山頂近くのキャンプ場の方が眺めが良さそうです。
いろいろな場所に接している鏡台山だから、登山口は高低さまざまです。
そのなかで最も山頂に近くて高い位置からスタートできる登山口へ向かいました。
こんなところでも道は舗装されていることが驚きです。
木がいっぱいで緑がいっぱいの登山道へ入っていくと、いきなりの急登でした。
山頂に近いから、ラクにサクッと登れるだろうと思い込んでやってきました。
だから急登なんて・・・という感じで。
長くはないですが・・・
序盤の急登のあとは、わりとなだらかで歩きやすく済みました。
山頂は思っていたとおり木々に囲まれて、一部の方向だけの眺めが楽しめました。
坂城といえば「おしぼりうどん」
ねずみ大根という辛味が強い大根のおろし汁に付けて食べるうどんです。
さっと登って下りてこられたし、お昼ご飯は地元のお店で食べたいということで。