斑尾山は長野県の北部に位置する山です。
飯山市や信濃町に跨がって聳え、街からも近いため、景色のひとつとして印象に残ります。
そしてスキーやキャンプなどでも賑わう場所でもあります。
登山口はいくつもあるのですが、そのひとつの菅川から。
スキー場があるので、ゲレンデのどこからでも登れそうな雰囲気ですが、菅川からはそれらしい登山口で、尾根を伝って山頂へと登っていきます。
山の全体が樹林帯なので、眺望はあまり期待できないのが斑尾山。
菅川は登山口付近は、妙高山がそこそこ見られました。
5月は山が緑に変わっていく季節です。
雪が深いエリアだけど、さすがにこの時季、この標高では溶けています。
なだらかな斜面を、新緑に囲まれて歩く。
この尾根はなかなか気持ちが良いです。
斑尾山の登山道の中で、おそらく最も良い眺望が得られるポイント。
それが大明神岳です。
山頂の南側にあるピークのひとつですが、菅川から登るとコース上に位置しています。
春らしい霞の中。
野尻湖を見下ろして、黒姫山と飯縄山を見渡す。
期待していたとおりの眺めでした。
のどかな感じで良いです。
眺望は特に期待のできない斑尾山ですが、いちおう山頂まで来ます。
そこはそこで、見たいものもあるような、チラッとでも見えるものがあるというか。
登山口から入ったら、山頂も気になるのです。