長野県飯山市にある斑尾山。
新潟県境にも接していて北信五岳のひとつに数えられます。
標高は1300mあまりですが街から近く存在感があります。
一緒に来てくれたのは、以前、甲武信ヶ岳で転んで足がイタイイタイと言っていたひと。
登山靴を買い、その足均しにと高低差の少ない山へ行ってみようということになっていました。
高低差少なく手軽に登るので、斑尾林道から登山口へ向かいました。
けれど古海側で大きな崩落があり通行止め。
林道を歩いて登山口へ向かいました。
まったく期待をしていませんでしたが、林道の斜面には花が一面に咲いていました。
こんなところにこんなに群生してるのか・・・と。
なんとなく予感はしていましたが入る人の少ない登山道のようで。
笹がいっぱいに登山道を覆っていました。
これから整備するのかもしれないのですが、踏み跡を見失いそうなところがいくつか。
斑尾山の登山道では眺望はまったく期待をしていないのですが、たまたま木が開けたところがあり、景色を見ることができました。
新緑がとても綺麗で、空の色は柔らかくて、野尻湖の色は深くて。
とてもテンションが上がりました。
思いがけず楽しめた眺望も、一緒に来てくれたこのひとの視界には入らないようで。
少ない高低差でも斜面の角度はけっこうありました。
もうそれだけで精一杯だったようです。
尾根上に出ると山頂はすぐ。
たまたま登ってきた登山道が笹いっぱいの急斜面だっただけで、斑尾山といえば穏やかな山。
春にはちょうど良いなだらかさ。