茂来山は佐久市の南側にある大きな山です。
この山の存在を知っている人なら、佐久平からすぐに見つけることができると思います。
「もらい」山という、山名から「嫁をもらう」という縁結びの山らしいです。
そんな茂来山に一緒に登ってくれたのは、ときどき各登山誌に登場するタカさん。
百名山の全ての山を146日かけて日帰りしたばかりでした。
全山日帰りするくらいなので、どれくらいの健脚かというと。。。
同じタイミングで一歩を踏み出しても、なぜか距離が離されていく感じ。
あれ?と思っているうちに、サッと遠ざかっていく。
この日、登山口で元気に待ち合わせをしたのですが・・・
実は2日ほど前の夕方に親知らずを抜きました。
血が出ていないから良いか!と思ってやってきましたが・・・
この登山の後、血が止まらなくなったのは誰にも言えません。
山は足と全身のバランスで登るもの。
なんだか腫れているといっても、歯を使うのは食いしばる時ぐらい。と思っています。
なので、どんどん離されるのと親知らずが一本少ないのは、きっと関係がないのです。
このときの茂来山は槇島から登りましたが、槇島コースの特徴は「山頂?」みたいなピークがいくつも現れること。
精一杯のときには、山頂に見えて山頂じゃないという状況はイラつきを覚えます。
そうこうして、やってきた山頂。
噂通りに眺めは良くて、最高のコンディションでした。