鍋倉山といえば、なだらかな稜線の峰のひとつ。
積雪期にはBCを楽しむ人が訪れ、無雪期は厚いブナが美しい場所です。
そして信越トレイルのコース上ということでも親しまれています。
鍋倉山のまわりには峠道がいくつもあります。
そのひとつ、関田峠は車でも超えることができる峠で、登山口は1000mほどの標高です。
山頂までの高低差も少し。
登山口は南北にも東西にもあるのですが、今回は関田峠の近くにある茶屋池から登山道に入ります。
聞いたところによると、バスがいるそうです。
こんな高いところにも・・・
登山道に入るとすぐにブナ林が広がります。
緑が濃くて、すべすべの木肌が見えて。
空は今にも雨が降りそうですが、そんな湿度の高さも色を鮮やかに見せてくれている感じがします。
鍋倉山へ向かうには、途中で黒倉山を越えます。
越えるといっても、そんなに高く登って下りるわけではないのですが。
チェックポイントのひとつみたいな感じ。
もともと天気予報は晴れではありませんでした。
それでも雨は降らないかも?みたいな感じで、最悪、降られても大丈夫だろうという見込みで向かいました。
が・・・けっこうな雨降り。
こんなときも厚いブナの森が雨を避けてくれました。