最近、野口五郎岳への熱が上がってきました。
Facebookを通じて、小屋の情報を見るようになってから。
投稿で目にした「もうちょっとで小屋?」みたいなのが延々と続くガレ場を歩きたい。
一緒に行ってくれるのは、
いつもお世話になっている社長。
いつも着いてきてくれる店主。
少し前から病院に通っていました。
今回の野口五郎岳を登って下りて、その翌日に病院での検査をすることになっていました。
検査を控えて、できるだけ体をいじめた方が良い結果が得られるだろう。と思っていたところもあって、今回は1泊2日で20キロ超えのロングルート。
これは願ったり叶ったり。
登山口のある七倉へ来ました。
何年振りか・・・
登山目的では初めてでした。
高瀬川ダムから奥地へ行く機会ができるとは思いもよらなかった。
ブナ立ち尾根は北アルプス三大急登だそうです。
そんなことも知らずに入り込んだ登山道。
確かに長かったですが、このときは元気でした。
烏帽子岳から続く稜線は、とにかく天国のよう。
こんな場所が長野や岐阜の県境に存在しているのか・・・と。
気持ちの良い稜線を歩いて、とても幸せな時間でした。
ただ、ブナ立ち尾根を登ったあとの微妙なアップダウンは太腿が乳酸だらけになってました。
Facebookで見続けていた野口五郎小屋へやってきました。
ついに!
特に何が気になってってわけでもなく、来ること自体を楽しみにしていました。
小屋から30分ほど歩いたところに山頂があります。
丸くて穏やかな山頂でした。
北アルプスの奥地がすぐそこに見えて、槍ヶ岳が見えて。
なんというか。。。。天国。
野口五郎岳からの下山は竹村新道を湯俣山荘へ。
高瀬川に沿って平坦な林道を歩いてダムへと戻りました。
見飽きるほどに槍ヶ岳を見て、心地の良い疲労感があり。
林道は長くて飽きました。
下山の翌日、病院での検査結果は最悪でした。
体内にいた全てが動かなくなっていたそうで。
見込みは0パーセントだと。
どんなに気持ちがあっても、体は別もので、目的に向かってのやり過ぎは禁物なのだと知りました。
まぁ、結果を聞いた日はノンキに野球なんぞをしていたわけですが。