稜線から山頂と群馬県と長野県をなぞるようにして聳えている御飯岳。
なかなか忘れがたいような山名ですが、登る人はそんなに多くは無く、静かな山歩きが楽しめます。
歩きやすくて高低差も手頃で、日帰りにはちょうど良い感じの山です。
御飯岳の登山口がある毛無峠へは何度目か。
前に来たときは、まだ緑にもならない時季でした。
登山口が開放されたばかりの5月下旬。
以来、季節を変えて来ています
初めて御飯岳にきたとき、登山口から山頂までは49分ほど。
こんな時間で歩くことができるのか?と思いつつ、この時間で歩くことができないと、体力的に不安があるなとも思っていました。
にしても、これより早く歩けたこともなく、本当か?と疑わしい時間でもあって。
毛無峠は紅葉シーズンを迎えたばかりでした。
林道から見える景色がもう最高で。
御飯岳と向かい合う破風岳の山肌がキレイでした。
御飯岳へはここからがスタート。
毛無峠の特徴的な鉄塔の見える場所。
あの時間よりも早く山頂へ着けるだろうか。
いや、遅くなっても良いか・・・運動不足だし。
御飯岳へ登る前に毛無山へ登ります。
時間にして10分ほど。
短時間だけど、この登りの辛さで残りが占えるように思いました。
毛無山に登ると、御飯岳へ続く登山道が見えます。
この笹原が気持ち良く歩けて、サッと樹林帯へ入っていけるか。
この登りで、どれだけ体力の消耗を感じずにいられるかが鍵かなと思いました。
笹原での体力消耗具合がどうとか思ってはいたけれど。
実際、そこを歩くと眺めが良くて、風は気持ちが良いし、天気も良いし。
細かいことはなんでも良いかなと。
笹原を過ぎて振り返ると、毛無山と破風岳が見えます。
この眺めはお気に入り。
もうココまでで山頂に着いたぐらいの満足感があります。
とはいえ、今回はどれだけの時間で歩けるか。。。ということなのですが。