南八ヶ岳の南端に位置する編笠山。
その名前の通りの三角錐が美しい山です。
どの角度から見ても編笠のような形は、まさに「編笠山」。
主要な登山口のひとつが観音平です。
砂利が敷かれた広くて停めやすい駐車場があります。
登山口から少し登ったところに「雲海」という場所があります。
ここがどうして雲海なのかは知らないのですが。
とても印象に残りました。
雲海が見えそうな展望は無かったのです。
押手川まで登ってきたら、編笠山の山頂へ向かう道と、権現岳との鞍部へ向かう道との分岐になります。
鞍部へ向かうと青年小屋という山小屋があります。
5月とはいっても標高の高い八ヶ岳には雪が残っていました。
固く締まった上をサクサクと音を立てながら登ります。
埋まるというより滑るという感覚です。
展望の良いところまで登ってきて振り返りました。
もともと天気の良い日では無かったけれど、この高さまで来ると雲海になっていました。
晴天じゃないけれど気持ちが良い。
山頂でも曇ってました。
でもこのモクモク具合が険しい感じで良かったです。
山頂からは青年小屋へ下りました。
ここを通って押手川の合流地点へ戻ります。
余裕があれば権現岳へ向かうのもひとつです。