埼玉県秩父市の武甲山は標高1300mほどの山。
北側を削られて、いかにも人為的な異様な形になっているところが特徴的です。
そんなところも記憶に残りやすく、山のことを知りたくなるようにも思います。
大きな紙袋に書かれた「秩父セメント」という文字を見たことがありました。
それがココのことだろうと思いました。
登山口までの工場群に、ちょっとテンションが上がりました。
これがあるおかげで便利な生活ができ、武甲山は削れられています。
生川の駐車場は広く停めやすいところでした。
鳥居を潜って駐車場へ車を止めます。
登山道はずっと森の中を歩きます。
眺望はありません。
木々や緑、光や影を楽しむ登山道だと思います。
延々と森の中を登っていくと神社に出ました。
狼のような狛犬がいる神社。
この裏が山頂です。
武甲山の山頂には金網が張られていました。
ここから見える北側の景色は、秩父の街が一望できて、遠くには浅間山、広い平野が続いていくかんじ。
すぐ下で採掘がされているから、金網に貼り付いてみると、けっこうな高度感がありました。
街が見下ろせるところは、まるで展望台のような印象を受けました。