広河原へ来ようとしたのは2回目。
前回は目の前でバスが行ってしまい、その日の登山をスルーしてしまいました。
今度こそ始発で行くんだって心に決めて駐車場には前日から入ってました。
登山口の広河原からは朝陽を受けて赤くなっている北岳が見えました。
すぐそこにも見えるのだけれど、これがけっこう遠くで。
さすがは国内2位の高峰だなと思います。
南アルプスといえば吊り橋。
なんていう個人的イメージがあるのですが、広河原からの北岳もやっぱりそうで。
長い吊り橋を渡って登山道へ。
橋を渡ったら分岐があります。
どっちへいっても北岳山頂へ。
今回は左へ行って大樺沢を登るけれど、下りは右からやってくる予定。
日帰りでも、そんなふうにグルッと回れる良さ。
北岳というと「バットレス」という大岩壁。
クライミングの人たちが登っているコース。
とても登る気にはならないけれど、見るには迫力もあってすごいなと。
大樺沢も上部まで上がってくると、氷が張っていて。
直近で雪が降ったから、それもチラッと残っていて。
夏靴で良いと思ってきたけれど、滑り止めはあった方が良い感じでした。
八本歯のコル近くでは階段がいっぱい。
つぎつぎと現れる感じで、振り返るとそれなりに高度感があって。
階段自体は地味な存在だとも思うけれど、なかなかに大変。
北岳からさらに南へ縦走できるルートが白峰三山と呼ばれています。
間ノ岳と農鳥岳、日帰りで行くには時間が無いのだけれど、間近に見えて迫力があります。
あっちは登山道ではないと思うのだけど、踏み跡もあって、きっと富士山や北岳がキレイに見えるのだろうなと思いました。 雲の上に頭を出す富士山は、やっぱり存在感が格別だと思います。
やっと北岳に来ました。
長かったのだけれど、それ以上にテンションが上がる眺めが多くて。
なかなか良い登山道でした。
景色も良いし、満足度は標高の高さだけじゃないなと思います。