子檀嶺岳へ登ろうとするのは何度目か。
多く来ているわけじゃないですが、なんだか慣れた気になっています。
麓の街から眺めることも多いので、親しみも湧いているのかなと思います。
「体を動かしたいんだ」ということで、付いてきてくれたのはいつもの彼。
10年ほど前に冬の飯縄山へついてきて雪に埋まったり、秋の甲武信ヶ岳で転んで足首を痛めたり。
なにかと事件を起こす彼です。
雨上がりで湿度が凄いだろうと想像をしていたのですが、それ以上に足元が悪くて困りました。
どこを歩いたら良いのだろうと思うくらいに泥濘んで。
しかも林業の作業中で、重機も動いているし。
林道を歩き終えると、林道は直ぐそこでした。
尾根に登ってしまえば、あとは緩やかに登ったり下りたり。
足元もドロドロではなくなったので、歩きやすくなりました。
山にはアレルギー的な気持ちを持っているというか、わりと簡単に弱音を吐く彼なのですが・・・
短時間で登り切れることもあってか、いつもと違って足取りが軽く見えました。
それでも急坂ではありえないというような苦しそうな顔をしてましたが。