子檀嶺岳は青木村にある特徴的な山です。
「こまゆみだけ」という山名も難しいのですが、山頂部が平らでテーブルのような形をしているところや、その昔は山城として使われた歴史や、神社が建てられていたりと、なかなかに趣がある山です。
このあたりでは良くあることだと思うのですが。
茸が生えるようです。
そのため登山道以外の場所へ立ち入ることや、季節によって、ちょっと気を遣ったほうが良さそうです。
その土地に住む人にとっては、登山をすること以上に大切なことはたくさんあると思うのです。
なんどか一緒に登っている土屋。
彼が山へ行くなんて言ったのは数年振りだと思います。
凍った場所は少なくて、なんなら積雪はほぼ無い状態。
1月としては珍しい状況だと思いますが、乾いた落ち葉がこんなにも滑るとは思いませんでした。
樹林帯の里山らしく、落ち葉がいっぱいで、とにかくカサカサ。
山に登ることも久しぶりな土屋ですが、山頂に到着するのはそれなりに達成感があるようです。
ふだんは登山には興味が無いような素振りと、まったく気のない返事しかしないのですが。
帰り際、立ち寄った温泉で興味深い物を見つけました。
戦国時代にこのあたりを治めていた室賀氏の城があると。
たしか・・・整備されていなかったような・・・登ることができなかったような・・・
ちょっと確かめてみたいと思いました。