長野は山が多いからか、小さな山城が多くあります。
きっと街を見下ろしたり、遠くから進軍してくるのを小刻みにチェックしなければならなかったのだと思います。
大倉城もそんな小さな山城のひとつ。
知っていなければ、ここを発見するのも難しいんじゃないかと思います。
それくらいマイナーな山城。
リンゴ畑の横を通って城へ向かいます。
マイナーとはいっても、しっかり山城で、ここを史跡として大切にしている方々もいると思います。
自分たちが生きる前の歴史を知ることや、それを後世に伝えていくことには意味があると思います。
こんなふうな整備がしっかりされててありがたい。
大きくはないにしても、山頂部の地形はまさしく山城。
ここに櫓があったのか?郭があったのか?
とか考えながらに歩くのは楽しいです。
小さくてもしっかりと地形に残る山城の雰囲気。
手軽に登ることのできる高低差だからこそ、しっかりと見てまわる余裕ができるというもの。
本丸のあたりでポストに入ったパンフレットを見つけました。
資料を手にする機会も無かったので、一部いただいて勉強します。