奥穂高岳から飛べるんじゃないかと思った日帰り登山

岳沢から見上げる 岳沢から見上げる

岳沢から見上げる

夢に見たのかどういうわけか、脳みその中に高いところから飛ぶイメージが残っていました。どこか見たことのある景色は吊り尾根じゃないかと思っていたのですが。
上高地から3時間ほど。岳沢から見上げる稜線が吊り尾根です。
重太郎新道を登り、前穂高岳と奥穂高岳を繋ぐ細い稜線。
岳沢と吊り尾根との高低差は1000m近く。

とりあえず紀美子平 とりあえず紀美子平

とりあえず紀美子平

岳沢から重太郎新道を登って前穂高岳の山頂直下まできました。
季節は8月。
人が多いのは覚悟していたけれど、ここでこの有様は気持ちも冷める。
あの「飛ぶ」イメージも、ここまで来たら、何だか少し冷めてきた自分がいました。

涸沢を見下ろす 涸沢を見下ろす

涸沢を見下ろす

「飛ぶ」イメージは、はっきりと何処のどんな景色とは覚えていませんでいた。
ただ吊り尾根なんじゃないかというぐらいで。
でも穂高じゃないかと思い込んで。

上高地を見下ろす 上高地を見下ろす

上高地を見下ろす

吊り尾根から涸沢を見下ろした反対側。
眼下には岳沢と上高地。
このあたりの景色をイメージしていたような気がしていました。
ただ、紀美子平で冷めた気持ちには、ここも違うように見えました。

奥穂は激混み 奥穂は激混み

奥穂は激混み

とりあえず計画通り奥穂高岳の山頂を踏みたいと吊り尾根を渡りきりました。
しかし、その先にあった山頂には、人・人・人・・・

人が多いのはしょうがない 人が多いのはしょうがない

人が多いのはしょうがない

ハイシーズンだし人が多いのは仕方が無く、山頂から景色を眺めるのも写真に収めるのも順番待ち。
ようやく順番が回ってカメラを構えたところで、「写真撮るんで早く退いてください」と言われる。

ひとりで登るとそんなものか ひとりで登るとそんなものか

ひとりで登るとそんなものか

ムッとしながらも言われたとおりに山頂から下りる。
すぐに陣取るパーティが記念撮影。
仲間もいないでワイワイしていない単独行は、感慨に浸る時間も無いのか。。。

ジャンダルム ジャンダルム

ジャンダルム

山頂から移動して、あちこちを眺めていると、いままで興味の無かったところにも視線が向かう。
「あそこも楽しそうだ」
今から行ってみるか?ぐらいに思いながら、とりあえず今回は下りようと思いました。

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