白馬岳で肉を焼こう

白馬岳で肉を焼こう

白馬岳で肉を焼こう

白馬岳 白馬岳は日本百名山にも数えられる2,932mの山。
麓の白馬村からもその山容は眺めることができます。とくに八方池からの杓子岳・白馬鑓ヶ岳を写した白馬三山は、その景色とともに縦走路としても有名です。

北には小蓮華山、南には険しい白馬三山が並び、山頂部分は大きく南北に広がるような山容、東側の山肌が絶壁、西側はなだらかな女性的な斜面という特徴的な形をしています。
そして何よりも特徴的なのは日本三大雪渓に数えられている白馬大雪渓が横たわっていること。猿倉からのルートではその大雪渓を登るのですが、どこまでも伸びる登山者の列が一望でき、白馬岳の人気が伺える景色です。

山頂直下にある白馬山荘

山容や大雪渓などの自然とは別に、もうひとつ特徴的なのは山頂直下にある山小屋です。
白馬山荘は日本国内では最大級の収容人数を誇る巨大な山小屋です。白馬岳からの眺望を楽しめるように大きなガラスの張られたレストランもあり、ここだけを見るととても3,000m近い高峰とは思えません。
今回はこの豪華な山小屋のベンチを借りて松阪牛を焼きました。

今回の肉は松阪牛

松阪牛 用意した松阪牛は、A5等級だけを専門的に扱う特選松阪牛やまとさんから。
松阪牛イチボステーキ150gと、松阪牛モモ肉ダイヤモンドカット100g。どちらも1人前のサイズです。

赤身なのに霜降りの甘み「イチボ」

イチボ イチボは赤身肉にもかかわらず、綺麗にサシが入る部位です。そのため、アッサリとした赤身肉というよりはジューシーな脂を楽しむという印象があります。ステーキに合う部位としては、最も好きな部位です。
今回は150gですが、一見してフライパンのサイズよりも大きそうなので、上手く焼けるかどうかが心配です。

ほどけるような食感。やまとの「ダイヤモンドカット」

松阪牛ダイヤモンドカット 松阪牛というだけで十分柔らかいのに、やまとさんはダイヤモンドカットという独自のカット方法で、柔らかさを演出しています。しかも火の通りが良いとのこと。
表と裏に深い切り込みが入れてあり、両端を持って引っ張ると伸びる伸びる。15cmほどだった表面積は2倍ほどにはなったかもしれません。こちらもフライパンのサイズがあるので、延ばしすぎ注意です。

松阪牛を焼く

松阪牛は予め冷凍しておき、保冷パックで包んでバックパックに詰め込みます。登っているうちに解凍できるようにという目論みですが、天候や場所によっては解けすぎることもあるかもしれません。間違っても2日目の食事にしないように。

松阪牛を焼くための道具

持ち物 今回、バックパックに詰めてきたのは、登山用のフライパン18cm。コーヒーを飲むためのガスコンロ。味付けように塩コショウ。どちらもミル付きのものです。
ワサビがあっても良いです。今回はありませんが。
他にはキッチンペーパーを10枚程度。

焼く前の下味

味付け 解凍した松阪牛は、ドリップが出ることがあります。表と裏にキッチンペーパーをあててしっかりと水分を取ります。
ミルで塩とコショウをしっかりと振りかけます。少し味が濃いと感じるくらいの方が、松阪牛の強い脂にはちょうど良いです。 ましてやここまで汗をかいて登ってきているので、少し塩が強くても美味しく感じることでしょう。

味付けをしている間、フライパンを加熱しておきます。十分に温めておかないと火の通りが悪く、松阪牛の美味しさを十分に味わうことができないかもしれません。

松阪牛を焼く

ダイヤモンドカット焼く 表と裏にしっかりと塩コショウを振り、フライパンが温まったところで肉を乗せます。
まずはダイヤモンドカット。フライパンのサイズよりも大きく伸びるカットですが、今回は控えめに少し縮めて焼きます。
ダイヤモンドカットは火の通りが早いので注意が必要です。目指す焼き加減は、表面に焦げ目が付いてカリッとした状態。中はミディアムが好きです。

焼肉店などで、何度となく肉を返しているのを目にしますが、おいしく食べるためのベストな回数は1回です。表面にドリップが浮き、それが乾き始めたくらいで返します。反対面は短めにします。

イチボ焼く 次にイチボ。心配していたとおり、お肉の面積が大きすぎるため、フライパンからハミ出ました。事前にサイズを測って切っておくのが正解なのですが、焼き始めてしまったので場所をずらしながら調理することにします。
山に登った空腹感と、目の前で焼かれる松阪牛の香りで冷静さを失うと、正しい判断はできなくなるので注意が必要です。

白馬山荘で頂く松阪牛

イチボ焼く 最初に焼いたダイヤモンドカットを頂きます。柔らかな松阪牛の中でもモモ肉は固い方の部位になります。脂と一緒にしっかりと肉を噛みしめて味わう部位です。
松阪牛の香りを楽しみつつ景色に目をやり、白馬岳の眺めを楽しむ至福の時間が味わえました。

イチボは焼き上がった状態から肉汁がしたたり、食欲をそそります。ナイフを入れると体験したことの無い柔らかさが手に伝わり、まるで力を入れずに切れるような感覚です。口に含めば濃厚な脂が広がります。
普段アルコールは口にしないのですが、この時ばかりは赤ワインが合うということを感じました。濃い松阪牛はフルーツ系の飲み物で流し込みたくなります。

今回のお肉

松阪牛やまと

特選松阪牛やまと
http://www.matsuzaka-steak.com/
松阪牛の中でも最も品質の高いA5等級だけを専門的に扱う通販店
※フライパンや保冷剤はホームセンターで購入できます