1. 登山百景トップ
  2. 登る人に聞く
ビストロきっちょむ登山隊に聞きました

ビストロきっちょむ登山隊に聞きました

山行ウェブサイト「ビストロきっちょむ登山隊」。日本のみならず、2013年にはキリマンジャロで海外登山デビューと、各地の山を登った様子が大きな写真で楽しくが紹介されています。
(2014.06)

山に登るようになった経緯

南アルプスを背に

山に登り始めたキッカケは?

なんとなく。尾瀬へ行って友達とノリで。2011年夏に。
それが楽しくて「じゃあ次は山へ行こうか」となったのが始まりでした。

2回目の山は北横岳のロープウェイから右側の山の方へ・・・縞枯山からナントカ峠。たしか峠っていう看板があった。

麦草峠?

そう。地図も持たずに適当に。でも楽しかった。当時は「その格好はないだろう」という服装で、今の自分なら見たら怒りますよ。

縞枯山から茶臼山を通って麦草峠って立派な縦走ですね

それが最初で、そこからハマりはじめましたね。でも峠に着いたら「車で来れるじゃん!」ってビックリしました。

キリマンジャロ登山

なぜ海外登山へ?

ナショナルジオグラフィックやディスカバリーチャンネルのようなものが好きで、たまたまキリマンジャロが紹介されていたんです。そのなかで"登りやすい"と聞いたので「よし行こう!」と。
近いうちに氷河が無くなると知ったのも、今のうちに登りたいと思った理由です。
ちょっと空気が薄いくらいで、とても大変な登山になると想像していたのですが、実際は想像をそんなこともなく簡単に登ることができました。

その年の1月に登ることを決めて、9月末に行けました。キリマンジャロ登山のツアーにひとりで申し込んで成田集合。「高尾山には登りました。高尾山しか登ってません。しかもロープウェイで。」みたいな学生もいました。今になって思えば観光のような登山でした。

簡単とはいっても、かなりの歩行距離があるのでは?

距離は分かりませんが、時間はかかりました。登るのには3日半。下りは一日半。 最後はピクニックみたいです。

北アルプス

日本の山はどうですか?

北アルプス良いですね。鹿島槍とか行きたい。
初めて登ったときに、そこで話した登山者に双六岳が良いと聞いて、そっちにも興味があります。行ったことがないので場所もフンワリとしか分からないですけど。

日本の山ではどこが印象に残っていますか?

初めての北アルプスは燕。そのときは天候不良で槍ヶ岳も見えず、分からずに見えた、尖った山を「あれが槍ヶ岳ですか?」と聞いたら「違う」と笑われました。「もっと尖ってるよ」って。
登り始めたころに常念岳へも行って、槍ヶ岳や穂高岳が見えた景色は印象に残っています。

三股からでしたね

辛かった。
いまの僕だったらもっと辛いと思います。あの頃は若かったし今よりも元気で、シューズも軽いし荷物も軽かったけど辛かった。いま思えば少し無謀だったかもしれないです。

あと大天井。道を間違えて酷い目に遭ったし。やっぱりちょっと無謀だったかもしれません。キリマンジャロへ行くことも決めていたので、気合いが入っていたのかも。

気合いで登る山は卒業しました。

ビストロきっちょむ登山隊について

瑞牆山が後ろに

いつからウェブサイトを開設したのですか?

2012年からだったかな?いつからだったかな?
10月くらいから作り始めて、それまでに登った山を遡って記事を作っていきました。山に登り始めた頃は記念写真しか無いので、記事にできるものだけ。

ネットの仕事をしていたので、「作りたかった」というよりも、既存のブログサービスを使うのが嫌で、だったら自分で作ろうと思いました。
写真を大きく見せたいとか、クリックして拡大するのもあるけれど、それもさせたくない。重いって言われようが大きく写真を出したい。

金峰山の斜面

写真が大きなところには惹かれました

回線が細かったりページの表示が遅かったりしますが、そんなことは無視して自分の見せたいようにしたいです。

たくさんの人が見ているようですね

フォームを付けたので、少ないですが「一緒に登りたい」という人もいたりとかメッセージをもらいます。
どれくらいの人が見にきているのかを調べたり、反響があるのはウェブサイトを持っていて楽しいです。
いろいろな山を調べて「また出た!」ってなったら楽しいな。という期待を込めて。

山でしてみたいことはありますか?

ビストロきっちょむ登山隊隊長

山関係だったらいくらでもあります。ありすぎるくらい。

強いて言えば。

海外行きたい!
自営業で仕事をしているので、仕事や時間を調整管理できる良さを生かして、どこか遠くの山へ出かけたいです。

ビストロきっちょむ登山隊

[URL]https://kiccyomu.net/