男山

八ヶ岳から野辺山高原を挟むようにして聳える岩の鋭鋒。
北側・東側は険しい岩壁となっており、西側と南側は樹林帯に覆われているもののナイフリッジのように切り立った尾根が続いている。
近隣に聳える御座山や天狗山などと同じように岩が堆積してできた山で、山名の通り男々しい山容となっている。
主要な登山道は川上村御所平から急登を経て山頂に至るルートと、北側に位置する南相木村の立原高原から天狗山の尾根を縦走するルートがある。
この険しい山容から積雪期には滑落に注意が必要な難ルートで高低差や距離以上に注意をしたい。
山頂部は見晴らしが良く、展望台のように八ヶ岳を見渡せるばかりか、金峰山や瑞牆山、富士山も見ることができる。