長期休暇といえばゴールデンウィークやシルバーウィーク。
年末年始やお盆の夏季休暇があります。
ここでは超個人的好みで、長期休暇に行きたい山をピックアップしました。
ゴールデンウィークになると、北アルプスの山小屋も営業しているところが多くなりますが、注意したいのはまだ冬山だということです。
街ではサクラが散るシーズンになりますが、まだまだ雪山装備が欠かせないシーズンなので、連休で時間がたっぷりあるとはいえ、天候や装備には十分に注意したいところです。
大峰奥駈道
奈良県の吉野山から和歌山の熊野三山を結ぶ登山道です。
熊野古道の中でも最も険しいとされる修験の道で、標高が高いところでは1900mほど。
総距離は約90キロもあるそうで、10連休でも1日あたり10キロ近くを歩くペースになります。
往復の交通手段を考えると、毎日20キロくらい歩くと、家でのんびりする時間も持てるかなというところです。
なかなか思いたって行けるところではないので、せっかくの10連休なら計画したいところです。
六甲山全山縦走
六甲山は須磨浦公園駅から宝塚駅までの40キロを超える長い行程です。
標高が最も高いところでも1000mに満たない程度で、パッと見た印象は、そうも感じないかもしれませんが、アップダウンを繰り返す大変な行程です。
日帰りで全山縦走をするイベントもありますが、40キロ以上を日帰りするだけでも大変なことなので、そこに登山が加わると考えると、前後にゆっくりと時間を取ったり、途中で下山して街で宿泊するというのも良いと思います。
剣山
徳島県にある百名山で、石鎚山に次いで四国で2番目に高い山です。
剣山だけの日帰り登山も可能ですが、せっかくの長期休暇なので、並んで聳える次郎笈、三嶺へと足を伸ばしたいところです。
山体一面を笹が覆う次郎笈は山の形がそのまま見えるようで、とても印象的です。
瓶ヶ森
石鎚山と向かい合うように聳える山ですが、こちらも山頂部は剣山のように笹に覆われています。
「山」ではなく「森」と名付けるところに四国ならではの特徴を感じますが、瓶ヶ森から眺める石鎚山は荒々しく、信仰の山としての存在感を感じます。
瓶ヶ森も石鎚山も素晴らしい山ですが、景色を楽しむのなら瓶ヶ森から石鎚山を見たいと思っています。