行きたい山は次々と出てきます。
どの季節でも訪れてみたい場所、その場所で見たいもの、何度でも行きたい山が出てきます。
思いは募るばかりで、少しずつ消化をしていくのですが、その間に考えたプランをココへ書き留めておこうと思います。
近々行きたいな。いつか行きたいなと思っている山はここです。
志賀高原にある2000mを越える高峰です。
特に岩菅山から尾根を伝った先の裏岩菅山は志賀高原最高峰で、すばらしく気持ちの良い稜線歩きが楽しめます。
志賀高原という場所自体が、高原なので標高が高く、登山口との高低差が少なく山頂まで登ることができるのですが、歩こうと考えているコースは渋峠から横手山へ登り、忠右衛門新道をから赤石山、寺子屋峰、尾根を歩いて岩菅山へと至るコースです。
プラン
トレッキングコースが整備された志賀高原の中でも、本格的な登山道を歩くコースです。
このコースの核心部は、スタートのゲレンデ直登です。
高低差300mほどですが、ゲレンデ特有の斜面のキツさ、景色が変わらずテンションの上がらない登りは、なかなかに辛抱が必要です。
しかもゲレンデは、サマーリフトが運行していることもあり、あまり人の歩くコースでは無いので草木が多いことも想定されます。
17キロ以上の距離と、アップダウンが細かいため地味に高低差が嵩み、1000mあまりは上り下りがあると考えた方が良いです。
推定時間:6時間
長野県北部の栄村最高峰です。
標高は2100mを越えます。
登山口から林道を5キロほど歩くため、山頂までは長丁場になり、途中で川を渡ります。
プラン
栄村といえば紅葉の美しい秋山郷を連想するのですが、その秋山郷を見下ろすように聳える秘境の山という印象です。
山全体が樹林帯なので、眺望を楽しむというよりは木々を楽しむという感じです。
つい数年前まで登山道が整備されていなかったので、登る人も少なかったのですが、現在は登山道が開けていると思いますので、秋だし紅葉シーズンだし、秋山郷へ!という気分です。
推定時間:10時間
プラン
新潟県糸魚川市にある1487mの山が頸城駒ヶ岳です。
あまり知名度の高い山ではありませんが、雨飾山から見る魅力的な山容に惹かれて、登りたい山のひとつになりました。
海谷渓谷から山頂を経由して鬼ヶ面山、鋸岳と縦走をして、海谷渓谷へ戻ってくる周回ルート。
途中、渡渉もあるのですが、それも流量が多いようなので、晴れが続いた日に行ってみたいと思っています。
周回となると林道歩きも長いようなので、渡渉と暑さ対策が肝になりそうです。
推定時間:7時間
長野県筑北村にある1000m足らずの山です。
このエリアは標高の高い山は少ないのですが、街から身近な山とは思えないほど深く、細い岩尾根が続きます。
主に2本のコースがある岩殿山も、細く高度感のある登山道を通るコースがあり、日帰りで比較的短時間で、急登や緊張感を楽しめます。
プラン
推定時間:5時間
行きたいと思った計画が、妄想の域に達してしまうほど、実行できずにいるプランです。
プラン
戸隠連峰の西側、雨飾山などの山々の東側にあります。
長く穏やかな尾根と、残雪期の僅かな時期しかアクセスができないほどの山深さが魅力です。
奥裾花自然園まで車で入ることができるのはゴールデンウィーク以降。
そして藪山である堂津岳へ登れるのが雪の残っている時季というタイミングの難しさ。
どちらも無視してしまえば登ることができるかもしれませんが、一般的には限られた時季だけが登山可能になります。
小谷村の奉納温泉から尾根を繋ぐという選択肢もありますが、こちらも積雪期のみになります。
西側から間近に眺める戸隠連峰を見てみたいと思っています。
推定時間:6時間
赤岳と硫黄岳は、八ヶ岳を代表する岩峰です。
八ヶ岳で最も標高が高く非常に人気のある赤岳、その隣に聳え、季節によっては毎年のように遭難者が出る阿弥陀岳。
どちらも岩場の続く登山道ですが、眺望が良く、日帰りでも宿泊でも楽しめる人気の山です。
プラン
できれば冬季に歩きたい行程です。
赤岳と阿弥陀岳を経由してぐるりと回る計画なので、スタート地点は一般的な美濃戸ではなく八ヶ岳山荘。
美濃戸まで1時間ほど歩き、行者小屋から地蔵尾根を登って赤岳へ。
その後に文三郎尾根方向へと下りて、中岳から阿弥陀岳へと登ります。
山頂直下の急登が要注意ポイントですが、冬季の阿弥陀岳では登りやすい方のルートだと思います。
雪や状態を確認して、できれば御小屋尾根を通って八ヶ岳山荘へと下りたいところです。
推定時間時間:9時間
エリアが広く、とてもたくさんのルートがある八ヶ岳ですが、登りたいと思っているのは杣添尾根です。
南八ヶ岳の横岳山頂付近に登ることができる尾根道で、樹林帯の急登が続き、稜線の手前で森林限界を迎えます。
稜線に出たら横岳へ向かって北上し、硫黄岳を経由して夏沢峠へと下りて北八ヶ岳エリアへ入り、根石岳から天狗岳を経由して稲子湯へ下りたいと思っています。
プラン
このルートの課題は、登山口と下山先が遠く離れていることです。
直線距離では近いのですが、一度国道まで下り、南下してから登山口へと登り返す必要があり、22キロほどのロードがあります。
直線が近いのならば歩くことのできる林道があれば・・・と考えてしまうのですが、それでもいくつかの尾根を越える必要があり、アップダウンは免れません。
横岳から赤岳を眺め、硫黄岳からは北八ヶ岳を眺め、天狗岳で赤岳を振り返るという贅沢な眺望が楽しめると思います。
推定時間:10時間
志賀高原の最高峰「裏岩菅山」の前衛にある山です。
ぐるりと見渡す眺望の良い山で、豊かな森の緑や紅葉が美しい山です。
プラン
志賀高原から登る岩菅山は、気軽に登ることのできるルートですが、切明からは距離が長く序盤から急斜面を登るルートです。
中盤から裏岩菅山へは、細かなアップダウンを繰り返す稜線上の登山道にかわりますが、ここからが最も楽しめるポイント。
秘境感のある登山道は魅力的です。
推定時間:7時間
長野県川上村にある2000mほどの山です。
金峰山や甲武信ヶ岳が近いので影が薄いイメージですが、岩峰を二つほど越えて至る山頂は歩き甲斐があります。
プラン
この山の魅力は何といっても序盤の落葉松林と山頂への岩峰です。
できれば落葉松の葉が綺麗な季節に訪れたいので、新緑か紅葉の季節。
特に秋は狙い目で、登山口から落葉松を見上げても、岩峰から見下ろしても楽しめると期待をしています。
推定時間:4時間
連続する岩の峰と、ジャンダルムを経て奥穂高岳へと向かうルートでも知られている山です。
ロープウェイを使って高い位置からスタートできることもあり人気も高いです。
プラン
ロープウェイから登ることの方が多いと思いますが、穂高平小屋から積雪期のバリエーションルートで知られる西尾根を登って山頂を目指したいと思っています。
下山は上高地の田代池へおり、バスを使って新穂高へと戻るルートです。
行程が長いのと、バス移動も長いので気が引けるところです。
推定時間:8時間
穂高岳連峰の中でもっとも北部に位置し、最も長い行程の山が北穂高岳です。
槍ヶ岳から奥穂高岳への縦走路中にあり、北側は大キレットと呼ばれる深く大きな鞍部があります。
穂高岳の中でも難易度の高い山のひとつで、通常コースタイムは1泊から2泊を要します。
プラン
上高地から横尾、涸沢を経由して山頂を目指し、ピストンで戻る行程を考えました。
せっかくの北アルプスですし、できればぐるりと周回をしたいところですが、「日帰りで行くのは」ということを前提にし、涸沢を経由するのが最も安全だろうと考えています。
ただ行程が長く、涸沢まででも通常は6時間ほど掛かるルートです。
さらに北穂は涸沢から3時間ほどで合計9時間。
往復したら18時間と、上高地へのバスの時間を考えると日帰りは非常に難しいと思います。
始発から最終までの約12時間の間に帰ってこられればと妄想しています。
推定時間時間:18時間
鳳凰三山は山梨側から見る南アルプスの前衛に聳えるような山で、登山口からの標高差は1600mほどあり行程の長い山です。
そのアクセスの良さから、南アルプスの中でも人気の高い山のひとつではないでしょうか。
山頂稜線上から見る北岳の眺めの良さ、地蔵岳のオベリスクの迫力など、見どころは多々あります。
プラン
一般的な登山口は、青木鉱泉と夜叉神峠だと思います。
そこから周回やピストンで登山口へ戻るのだと思いますが、考えているコースは、夜叉神峠から三山縦走後に早川尾根、栗駒山へと向かって北沢峠へと下りるルートです。
下山後はバスで北沢峠から広河原、広河原から夜叉神峠へと戻れます。
ただしバスの時間に制限があるので、日帰りは非常に難しいと思います。
推定時間時間:19時間
いろいろな妄想をしたあと、計画を実行した山はこちらです。
プラン
何度も登っている万仏山ですが、登山道が整備されたこともあり、歩いてみたいと思うルートが増えました。
中でも岩岳尾根は以前からある登山道で、ふだんは南峰から山頂を楽しんでいますが、このコースは北峰から登るという逆パターンになります。
そして下山は馬曲乗越という新しい登山道を下りようかなと。
推定時間:3時間
実際に登った記事はこちら
https://tozan100kei.com/route/manbutsusan-iwatakeone.php
プラン
八ヶ岳でも北側の森が美しいエリアです。
にゅうは標高こそ高くはないものの、登山道を楽しむという点では八ヶ岳屈指ではないかと思います。
特に5月下旬から6月上旬の限られたシーズンのシャクナゲ尾根。
きっとシャクナゲが咲いていると期待をして。
あまり人が多く歩くようなコースではないようなので、道迷いに注意したいところです。
推定時間:7時間
実際に登った記事はこちら
https://tozan100kei.com/route/nyu-syakunageone.php
長野県北部、飯山市と木島平村の境にある山です。
標高は1203mほどで、主要な飯山市福島地区からの登山道では石仏が立ち並び、中盤からやせ尾根と急登が連続します。
プラン
木島平村の北側に聳える馬曲山を経由するルートで、おそらく地元でもあまり知られていません。
犬飼城趾は地元の小学校が行事として登っていた山で、稲泉寺からそこまでは登山道は明瞭です。
ただし犬飼城趾から万仏山までは藪が続くと考えられ、尾根伝いに登ると万仏山南峰に登ることができます。
万仏山からは尾根を歩き、小菅山山頂を経由して小菅神社の参道へ下ります。
眼下に集落を眺めながらの登山道なので、道に迷うことはないと思いますが、かなりハードな山行を楽しめると思います。
推定時間:7時間
実際に登った記事はこちら
https://tozan100kei.com/route/manbutsusan-tosenji.php
長野県上田市にある岩峰です。
「信州の妙義山」ともいわれる険しい山で、いくつも登山道があり、気軽な初心者向けのルートからロープワークが必要な難易度の高いルートまで楽しめます。
プラン
独鈷山はその昔は鉄城山と呼ばれていたそうです。
独特の金属が産出されていたそうで、その由来になった鉄城山も今は岩峰のひとつになっています。
この鉄城山を経由するルートは数ある登山道の中でも難易度は高めのルートですが、独鈷山の歴史を巡るような興味深いルートです。
推定時間:3時間
実際に登った記事はこちら
https://tozan100kei.com/route/tokkosan-tetsujosan.php
戸隠連峰の最北端に位置する山です。
高妻山を越えて約1時間、尾根を伝って乙妻山へ到着します。
プラン
高妻山への登山道には十三仏が祀られています。
三回忌から三三回忌までの13回の仏像なのですが、高妻山の先にもそれが続いているのはあまり知られていないのではないでしょうか。
一不動から十三虚空蔵まで、ひとつずつ丁寧に巡っていきたいと思っています。
推定時間:7時間
実際に登った記事はこちら
https://tozan100kei.com/route/takatsumayama-ototsumayama.php
福井県の大野市という山深い場所にある百名山です。
標高1523m、大野富士とも呼ばれることもあるそうで、その別名からきっと美しい円錐形でまっすぐに登るのだろうと想像ができます。
北陸の山にはあまり縁がないのですが、福井県は学生時代4年間を過ごした場所でもあり、荒島岳には少なからず思い入れもあります。
機会があるのならぜひに登りたい山です。
プラン
できれば中出コース
荒島岳へ登るには4つほどのルートがあるようです。
その中でも主要なのはゲレンデを登る勝原コースです。
ただせっかく百名山に登るのなら、深田久弥ゆかりのコースが良いなと思い、荒島岳を美しく眺めることのできる中出を考えています。
推定時間:7時間
実際に登った記事はこちら
https://tozan100kei.com/route/arashimadake-nakande.php
プラン
万仏山は長野県飯山市の里山ですが、緑いっぱいのブナ林や、細尾根の登山道が魅力的な山です。
登山道上にある石仏も歴史を感じるようで、里山ながら楽しみが多くあります。
一般的には瑞穂地区の福島から登られるのですが、この度、飯山市と木島平村の境にある尾根沿いのコースが整備されました。
今まで深い藪に覆われていたため、積雪期のみ歩くことのできるコースだったのですが、整備されたことで一般登山道として楽しめるようです。
何度か万仏山へ登りましたが、新しいコースが開設されたということで、これは行かなければならないという気持ちでいます。
推定時間:5時間
実際に登った記事はこちら
https://tozan100kei.com/route/manbutsusan-jounomine.php