鳥打峠から金井山へ
松代町の北側、国道と並ぶように高低差約130mほどの山。
金井山は江戸時代以前から採石の山として知られてきた。
川中島の合戦でも舞台となった城跡があり、尾根を伝った先にある奇妙山には国内最大級の古墳群。
山としては広く名の知れた場所ではないものの、歴史には古くから登場している。
登山口は石材店の並ぶ柴と、谷筋道の鳥打峠のふたつ。
尾根の先端部から登る柴に対して、鳥打峠は寺尾山との鞍部から登ることができる。
上信越道をくぐり、マレットゴルフ場を過ぎて峠へと上っていく。
だんだん高くなっていくにつれて、両側から木の葉が迫り出し、野鳥が多く飛び交っているのが見える。
峠道の最も高い地点に近づくと道路の左側に登山口と書いた札が掛かっているのを見つけた。
車は3台ほどが停められそうな空き地もあった。
登山道へ入ると、木々の間を縫った緩やかな登り。
木が生い茂っているおかげで、クモの巣が次々と行く先を塞ぐ。
クモの巣を避けて頭を屈めると、地面を歩く昆虫が見える。
2・3分ほど、登山道が大きくカーブし、その曲がったところには石碑がいくつか。
カーブの土手下には峠道が見える。
寺尾山との鞍部が大きく掘られ、峠道が作られ、その一番高いところに石碑が建っているようだった。
なんかいろいろ歴史的にはあったみたいで・・・
石碑から山頂へ。
緩やかな登りの尾根へ進む。
緑の中にある巨石は雰囲気が良かった
登りを見上げると巨石が乱立しているのが見える。
金井山らしい石の多さ、あの間を縫って登っていく。
けっして急な登りではないものの、巨岩を越えて間を抜ける。
木々にはロープが縛り付けられ、段差を越える手がかりにちょうど良い。
金井山山頂
登山口から8分を越えたころ。
金井山の山頂に到着した。
尾根を登りながら、木々の間から見える山影で、なんとなく山頂が間近なことは感じていた。
山の標高も街との高低差からも、時間の掛かる山ではないことは分かりきっていた。
木々の間から見える景色は、南側が僅かに見えるだけ。
松代ICの近くにある大きなホテルが間近に見えるのと、真下を走る高速道路が見えるぐらいだった。
ここは景色を見るより足元の地形を見た方が楽しい
山頂部は平坦で広く、櫓のような建物があったことを想像するのに十分なほど。
天守のある城ではない山城とはいえ、堀切の深さや石積みなど、規模感を想像するのに十分なものが山頂付近にあった。
下山
短時間で登ってきたため、滞在時間も短めにして早々に下山。
登山道上にある巨岩の上に乗ると、落ちている枝や小石の上に乗って滑る。
足を滑らせないように、ロープでバランスをとりながら峠の上まで戻ってきた。
クモの巣の多かった序盤は、まだクモの巣が残っていたようで、油断していると顔に貼り付いてくる。
屈むと足元には大きなカミキリムシがいて、迂闊に足を踏み出すのも躊躇われる。
短い行程の割には、歩いている道中のイベントが多かった。
クモの巣多かった
