高妻山
たかつまやま
高妻山
所在地:長野県長野市・新潟県妙高市
標高:2353m
日本百名山・信州百名山・越後百山
戸隠連峰の最高峰。戸隠富士と呼ばれる鋭鋒で、日本百名山の中でも長い行程のひとつといわれる。
信仰の山でもあり乙妻山へ繋がる信仰の山でもあり登山道には十三仏の祠が並ぶ。
北側には13番目の仏が祀られている乙妻山が聳え、山頂からの縦走ピストンも可能。
高妻山へは、おもに戸隠キャンプ場から登られます。
主要な登山道の「大洞沢・一不動」、「弥勒尾根新道」とも登山口は同じです。
長野県が定める「信州 山のグレーディング」では、難易度レベルはDに指定されています。
山小屋がないため、必ず日帰りをするコースなので、体力とも余裕を持った行動が必要です。
高妻山へ登るルートとして代表的な一不動。
大洞沢を横に見ながら登っていく登山道ですが、一不動から十阿弥陀まで石仏を数えながら登るのが特徴的です。
ピークをひとつ越えるごとに石仏や祠を過ぎていきます。
その数ぶんだけのアップダウンがあることを思うと、難易度が高いようにも感じられるかもしれません。
水場は序盤の一不動手前に強清水が沸いていますが、それ以外にはありません。
弥勒尾根新道はまったく水場のない登山道になります。
弥勒尾根新道
(登り)3:31(下り)2:03(合計)5:34
3月の高妻山に登りました。夏でもとても急な坂道で苦労しますが、積雪期はやはり一番気を遣うところでもあり、もっとも楽しめる場所でもありました。(登り)3:30(下り)3:14(合計)6:44
高妻山へ登山。戸隠連峰最高峰の高妻山へ。百名山のひとつで急登の険しい山です。雪の残る6月の高妻山を弥勒尾根新道から登り戸隠キャンプ場へと下りました。一不動
(登り)3:55(下り)2:45(合計)6:40
一不動から乙妻山山頂の十三虚空蔵までを巡ることをテーマにして登りました。紅葉がちょうど良いシーズンだったので、一不動までの大洞沢沿いはとても華やかで、下山の弥勒新道もブナが美しかったです。東尾根
(登り)5:54(下り)1:29(合計)7:25
五地蔵山は高妻山の前衛にある山です。戸隠牧場からは標高差700mあまりの山ですが、高妻山へ登る際の序盤は、五地蔵山を見上げながらのコースになります。国土地理院
高妻山を登る時季でもおすすめなのは、紅葉と雪の締まった残雪期です。
戸隠連峰は全体を通して樹林帯に覆われているため、紅葉シーズンには鮮やかな色合いに変わります。
主に10月上旬から中旬にかけてが見頃の時期です。
雪深い地域なので積雪のシーズンは長く、12月になると柔らかな雪が積もって登ることが難しくなります。
晴天が続き、雪が固く締まった時期が登りやすくなります。
真っ白に覆われた妙高戸隠の山並みは美しく、登り甲斐があります。
戸隠はそば処として知られています。
登山口になるキャンプ場内から蕎麦屋があり、日帰り温泉の休憩スペースでも、本格的な蕎麦を楽しむことができます。
立ち並ぶ蕎麦店から、置きにりを見つけるのも楽しいと思います。
最寄りの温泉は、戸隠神社中社の近くにある神告げ温泉。
多くの温泉がある場所ではないので、選択肢は限られています。