山登りに必携のカメラは?
ウェブサイトを更新していると、ありがたいことに写真を褒めて頂くことがあります。
褒めてもらえるような写真が撮れたら良いなと思っているので、お声を頂くことはとても嬉しくありがたいです。
これからもそんなお声をかけてもらえるようにと思いながら写真を撮っています。
もともと写真を撮りたくて山に入るようになったので、最初は重さは考えずに使いたい道具を全て持っていきました。
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山に登っているときの風景は、どんなカメラでも美しいと思っています。
機材よりも、そのときその場にいられるかが重要で、いざ撮影と言うときに不便を感じずに撮るには自分に合ったカメラやレンズということかなと。
ですので、コンパクトカメラでも十分美しい写真が撮れると思います。
ただ自分の場合は「写真が撮りたい」という思いからの登山でしたので、操作に慣れた一眼レフを持っていきました。
2014年頃まではこちらを使ってました。
重いです。
これを持って標準レンズと200ミリほどのズームレンズを持って登ったのが最初です。
思えば、こんな重くて大きなものを持って登るのは体にも負担が掛かりますしバランスも悪いです。
大きくて高性能、機能的ではありますが、残念ながら時間が経つともっと性能の良いデジカメが出ます。
そこで、現在ではこちらを使用しています。
軽くなりました。
しかも画質も良いです。
かなり。
なによりもフルサイズなのがたまらないです。
広大な稜線を撮るには、広角が良いので、機能よりも画角が必要なのだと思います。
一眼レフ以外にも、コンパクトデジカメを持って登っていた時季もありました。
スマホ・一眼レフ・コンデジと3つもカメラを持って使い分けてました。
一眼レフ単体では役に立ちませんので、大切なのはレンズです。
最初に持っていったレンズ70-200mmのこちらでした。
Canon 望遠ズームレンズ EF70-200mm F2.8L IS II USM
ここまで必要かといったら、登ることに一生懸命になった今では登山中に使う場所が思いつかないくらいです。
鳥や花を狙って山へ向かうのでしたら良いかもしれませんが、ピークハントを第一に考えたいた場合は持って行くことも無さそうです。
むしろ、広角のレンズを重宝してます。
見てもらうとき、わりとボカシのきいた写真が喜ばれる印象です。
そのためにはF値が低く明るいレンズの方が適しているのですが、山の写真はF値が高くて良いと考えています。
周りの景色を入れながら、その山ならではの風景を撮ることを心がけています。
花や手元の景色でしたら、明るいレンズで撮りたいところですが、山頂や登山道を鮮明に撮りたいのでF9.0やF16などにしています。
現在メイン使っているレンズはこちらです。
以前、使用していた17-40mmと、そう使用感は変わりませんが、描写力といえばいいのでしょうか。
光りや細やかなところで写りが違います。
実際の目で見たよりも鮮明だといえば大袈裟かもしれませんが、写真を撮ることが楽しめるレンズです。
帰ってきてからも楽しめる景色が撮れるレンズは非常に満足度が高いものです。
すれ違う人を見ていると、むき出しで首から提げていることも多いのですが、あちこちにぶつけそうなのでバッグに入れることにしています。
カメラといっても精密機械なのと、雨が降っていなくても陽射しを受けることも多いので。
こちらを使用しています。
もともとは当初使用していたEOS 1Dを入れるためのものでした。
なのでサイズは少し大きいです。
肩掛けなので、足元が見えないということもなく、胸元に下げていても大丈夫です。
ただカメラの重さがそれなりにあるので、長時間の歩行では擦れて少し肩が痛くなることがあります。
そのため首にタオルを巻いたり、襟のあるシャツが欠かせなかったりします。
ウェストポーチのようなバッグを使用していたこともありますが、こちらは転んだ際にカメラに体重が掛かるのでオススメしません。
またバックパックに収納していたこともありますが、道中で撮りづらいので、それもオススメでは無いです。
写真を撮ると帰ってきてからも登山を楽しめますので、カメラは欠かさないようにしています。
いざ山の中でバッテリーが無いとか、容量がいっぱいになってしまうことがないように、道具の準備と合わせての確認も大切にしています。
三脚を携行することは少ないのですが、星空が撮りたいときなどはザックに括り付けて持ち歩いています。
登山に適した三脚は他にもあると思いますが、自分の体力や価格、登山以外の使い道を考えて、ベルボンのジオカルマーニュを使用しています。
もともと登山以外での用途がメインでしたが、山で写真を撮るのなら、もっと重厚で堅牢なものの方が向いているようです。
写真は、このサイト内やsotoshiru、Instagramなどで公開しています。
特にTwitterでは、登山以外の写真も幅広く掲載しているので、よろしければご覧頂ければと思います。