登山にはGPSを持って行こう! etrexからGPSMAPへ乗り換えた

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GPSMAPへ乗り換えた

最近はウェアラブル機器の性能が向上し、手軽に持ち歩く人も増えました。
ランニングやウォーキングなど、外で身につけて出かけることも簡単になり、特にCASIOのプロトレックスマートは、最近でも人気の高いデバイスです。

ウェアラブル機器の機能のひとつに、GPSで軌跡を記録することがあります。
自分が走ったり歩いたりした距離や高低差を記録したり、カロリーなどを算定したり、あとから振り返って楽しむことも簡単になりました。

地図を掲載するときはGARMINを使用してます

登山の記事にはできるだけ地図や高低差を掲載しています。
自分が歩いた軌跡を見る楽しみと、これから行こうと思っている方への参考になればという思いからですが、GARMINを使用したログの取得は非常に簡単です。
デフォルトの設定から、一定の距離を進んだらログを計測する設定に変更し、カシミールで取り込んだGPXファイルを掲載しています。

このサイトを更新していく中で、GARMINは山へ持って行く必需品のひとつにもなりました。

GARMIN eTrexの種類

GPS機器は登山へ持ち歩くには、長時間の山行でのバッテリーの持ちや、防水機能など気になる点が多々あります。
また手軽に持ち歩くには丈夫で壊れにくいこと、傷つけにくいことも大切な要素です。

GPS機器で有名なGARMINででは、登山に向いている機器がいくつもリリースされています。
その中でも比較的手に入れやすいのがetrexです。

登山にも便利なeTrex

GPSMAPへ乗り換えた

eTrexは10x、20x、30xと上位になるほど数字が大きくなっていきます。
主な機能は歩いた記録をすることなのですが、大きな液晶画面にリアルタイムで現在地が表示され、標高やタイムウォッチが見られます。
どれくらいの歩行時間なのか、今はどの辺りにいるのかを知ることができ、上位機種になれば写真が撮れたり、タッチパネルでの操作も可能です。
ただ登山中はグローブをしていることも多いので、タッチパネルよりは下位機種で導入されているスティックで操作するタイプが便利です。

そしてeTrexよりも最上位に位置するのがGPSMAPになります。

ガーミンの最上位機種GPSMAP

最上位というだけあってやはり高いです。
GPSのために出せる価格ではないと思いますし、であればウェアラブル機器の方が携帯性が高く現実的に使用しやすいと思われます。
ただGPSMAPならではの良さもあり、それは他機種では決して実現できない利点でもあります。
ひとつは画面が大きく解像度が高くて写りが良いこと。
登山中に画面を見ることも考えられ、その状況ならば陽射しが反射することも、雨露が当たることもあります。
厳しい状況でも自らの立つ位置がストレス無く確認できるというのは、アウトドアには重要な要素です。
またetrexのようにスティックではなく、種類別にボタンが分かれているため、厚手のグローブをしたままでも操作しやすいという長所もあります。
冬季などはグローブを外すと凍傷になることもあるため、操作性が高いことは大切な要素です。

またBluetoothを通じてスマホと連携できるので、画面上にスマホの通知を表示したり、GPSで取得したのデータをスマホから配信することも可能です。

eTrexからGPSMAPへ乗り換えたワケ

大きな画面は見やすく操作性も良い
大きな画面は見やすく操作性も良い

eTrexに不満があったわけではありませんが、やはり操作性や多機能という面でGPSMAPは魅力的でした。
一般的な登山を楽しむ分には、GPSの機能面でeTrexで足りないということはありません。
むしろコンパクトで軽い分、GPSMAPより適しているとも考えられます。
一昔前の携帯電話よりも大きく重いGPSMAPは、一般登山者にとってはとても携帯性に優れているとも言い難いと思います。
ただそれ以上に押しやすいボタンと、さまざまな情報をシェアすることのできる魅力は大きかったです。
また画面が大きい点も操作性の良さをさらに際立たせるようで、強く魅力を感じるところでした。
eTrexを持って160回以上の登山を行っていましたが、あっさりとGPSMAPに乗り換えました。

バッテリーは約16時間
バッテリーは約16時間

eTrexと比較して、そのサイズ感と操作性、画面の見やすさなど随所に違いが感じられましたが、唯一、eTrexの方が良いと思えたのはバッテリーの持続時間です。
仕様として掲載されているのは16時間。
eTrex20は24時間を越え、実際、そこまで持続して使うケースは少ないと思いますが、長い方が安心感は得られます。
実際にどの程度の時間まで使用できるか、連続して試していないため確かなことは分かりませんが、仕様通りの数値であればeTrexが勝っています。

GPSで取得したデータの楽しみ方

登山から帰ったら、写真と合わせて歩いた記録を楽しみたいところ。
どれくらいの距離を歩いたか、高低差はどれくらいだったのか、GPS機器を持つことで記録を振り返れます。
たとえばヤマレコへ投稿をしたり、フリーソフトのカシミールへデータを表示したり。
パソコンの大きな画面で記録を振り返ることができるのは楽しい物です。

万が一のために持つデジタルデバイス

もし道に迷ってしまったら、予想外に天候が崩れて視界を遮られてしまったら。。。
登山は楽しいですが、万が一のための用心を欠かすことはできません。
専用の地図を持つことももちろんですが、それ以外にもデジタルデバイスを持つことで、自分自身を助けることができることもあります。
それは専用の機器でなくても、スマホでも良いですし、現在地と進む方向が分かり、できれば誰かに居場所を伝えることができれば尚良いです。
バッテリーの持ちという課題もありますが、持つことで安心を得られるシーンもあります。

山へ持って行こうとするにはちょっと高価なものですが、下山後の楽しみや身の安全のため、地図と合わせて持ち歩いてみるのも楽しいです。