山に登ったら温泉に入りたくなります。
たっぷりと汗をかいて、そこで一杯やるのが登山の楽しみなんていう人も多いのでは。。。
ついさっきまでの登山を振り返りながらの温泉は至福の時間で、その時間を演出してくれる温泉は、登山に於いて欠かすことのできない要素です。
登山口は「山」というだけあって温泉も多いですが、今までに立ち寄った中からオススメできる温泉をピックアップしました
駒の湯山荘
新潟県魚沼市大湯温泉719-1
「ぬる湯」という温泉としては低温のお湯です。
ほぼ体温と同じではないかと思うほどのぬる湯は、登山後の火照った体にちょうど良かったです。
いくらでも入っていられそうな温度で、存分に温泉を楽しむことができました。
ただ難点を挙げるとしたら、アブが大量に飛んでいることです。
これを味と取るか、欠点と取るか・・・日帰りは露天風呂のみで、男性の浴室は混浴になってます。
有明温泉 有明荘
長野県安曇野市穂高有明中房
燕岳や表銀座へとの登山口にあたる中房への途中にある温泉です。
宿泊も可能で人気のある場所なので、立ち寄った人も多いのではないでしょうか。
新しくキレイな施設で、通行止め明けは新緑を楽しみながら露天風呂に入ることができます。
ほんのりと硫黄の香りが漂い、体が温まります。
石鎚山温泉 温泉旅館京屋
愛媛県西条市西之川甲106
2017年に限らず、今まで入った温泉の中で「最強」の温泉地だと思っています。
白く濁ってヌルヌルとした感触の温泉は40度ほどで、長湯もしやすい温度でした。
浴槽には温泉成分が硬化して石のように張りつき、窓から見える景色もベストシーズンならばと期待させるものでした。
暗いアーケードの中にひっそりと佇んでいる温泉旅館で、人の姿が見えないと少し入るのに勇気が必要な雰囲気も、良い意味で期待を裏切ってくれて、非常に満足度が高かったです。
また石鎚山を訪れたなら、新しい温泉を開拓するより、ここを選ぶかもしれません。
稲子湯旅館
長野県南佐久郡小海町大字稲子1343
八ヶ岳というと西側の茅野市から登るルートがメインに思われることが多いと思いますが、東側の小海町からも良い雰囲気の登山道が多くあります。
本沢温泉やしらびそ小屋が知られていますが、深い樹林帯と静かな雰囲気は、また少し違った八ヶ岳のイメージを抱くかもしれません。
季節を問わず人気の高い天狗岳へ続く、小海町側の登山口にある稲子湯は、古びた温泉旅館で浴室も決して広くはありませんが、とても雰囲気が良く、ほのかに香る温泉が心地良かったです。
源泉を掛け流しにしており、コップが置かれていたので飲むことも可能かもしれません(未確認)。
南相木温泉 滝見の湯
長野県南佐久郡南相木村5633-1
南相木村は八ヶ岳の東側にあり、登山には少し距離を置いた場所のようにも感じられるのですが、二百名山の御座山や、不思議な形の天狗山、男山などの隠れた名山が聳えています。
その登山口から最寄りの温泉地で、真新しくキレイな施設が魅力的です。
大きな窓からは緑がいっぱいに広がり、開放感と自然の爽やかさを感じながら温泉を楽しめました。
単純泉で香りも控えめですが、広くゆったりと浸かることができる点や、開放感のなかにある落ち着いた雰囲気など、意外とおすすめできる温泉です。
立ち寄った温泉から5つを選びましたが、ここ意外にもたくさんの名湯があります。
またお気に入りが見つかったらまとめてみたいと思います。