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冬季小屋へ行ってみよう

北アルプスを始めとする山岳地帯では、食事や宿泊のできる山小屋が設置されている場所も多くあります。
ほとんどは夏季だけの営業ですが、中には冬季登山のために一室だけ鍵を掛けていない山小屋もあります。
今回は安曇野市からも比較的行きやすい常念岳の冬季小屋を覗いてみました。

常念岳直下にある常念小屋

常念乗越

常念小屋は、「常念乗越」と言われる常念岳と横通岳の鞍部にあります。槍ヶ岳と穂高岳が見渡せる絶好のポイントでもあります。 一ノ沢の登山口から登ってくると胸突八丁という急な坂道の終点でホッとひと息付ける場所で、それまで視界を覆っていた樹林帯が開けて思わず声を上げてしまうようなところです。

常念小屋

槍ヶ岳を見に歩くと自然と常念小屋が視界に入るという絶好のビューポイント。常念岳は日帰りも可能な山ですが、長いルートでもあるのでココに登ったら泊まらなきゃ損だと思います。 モルゲンロートに染まった槍穂高なんて、北アルプスを代表する絶景ではないでしょうか。

常念小屋

冬季小屋は、母屋の左側に建っています。プレハブ小屋のようなサイズで決して大きくはありません。
それでも風雪を凌げるのですから無くてはならないものなのだと思います。

入口

入口には冬季小屋の文字。 雪の降る地方ではよく見られるのですが、玄関の扉は2枚あります。風除室といって、出入りの際に風が吹き込まない工夫です。

室内

入ると正面にビールケースが。
奥に配線らしきものが見えます。

室内

部屋にはベッドに使えそうな棚が設置されていました。
寝袋があればここで眠ることができます。広い分だけテントより快適かもしれません。

まだ冬季小屋に泊まった経験は無いのですが、雪に囲まれているだけあってちょっと湿気が気になりました。
とはいっても風が防げる休憩ポイントですし、悪天候に見舞われた際には命綱になる施設です。
出入りする際には、くれぐれも綺麗に丁寧にしたいと思います。

登山百景 管理人プロフィール写真

登山百景(長野県在住・40代)

登山ライター/信州フィールドライター

登山歴 2008年〜 長野県在住 メディア掲載実績多数

長野県の山村育ち。2008年の涸沢カールをきっかけに登山を始め、2011年から本格化。 北アルプス・八ヶ岳・信越トレイルを中心に、月1〜5日のペースで主に単独・日帰り登山を続けている。 実際に足を運んだルートのみを掲載するスタイルを一貫しており、景色と安全を最優先に情報を発信。 木造建築を学んだ経歴から山岳神社の建築写真も手がける。

掲載・取材実績

テレビ朝日「1泊家族」 NHK「クイズ!丸をつけるだけ」 読売テレビ「秘密のケンミンSHOW極」 フジテレビ「Mr.サンデー特別版」 書籍『絶景を楽しむ信州日帰り山歩』掲載 普遊舎「山ご飯レシピ」掲載
2012 サイト開設年
10万 最高月間PV
8,900 X フォロワー
3,000 Instagram

この記事は実際の登山経験をもとに執筆・監修しています。最終更新:2026年4月

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