晩秋から初冬にかけては霧氷が美しい季節です。
地形や天候によって見られる山は限られますが、季節ならではの美しい景色なので、寒い中でもできれば霧氷も見たいところです。
これまで、数多く見ることはありませんでしたが、登った山の中から霧氷があったものをまとめてみました。
霧氷は木々に氷が着いて見られる現象です。
霧が厚く発生した日や、湿度が高く、氷点下になった際に枝に付着して白く成長します。
葉が落ち黒く見える枝が、透明や真っ白になり、きらきらとしている様子はとても綺麗で、季節を感じられる景色です。
今まで見ることのできた霧氷の中で、もっとも綺麗で印象に残ったのは蓼科山の将軍平です。
見える景色が全て真っ白で、広範囲に渡って霧氷が煌めいていました。
気象条件で発生するので、標高の高さはあまり関係が無さそうです。
氷点下の気温で空気中の湿気が付着できれば。。。
八ヶ岳などでは11月から12月にかけての初冬や春先、雪が降り積もる前でないと枝に霜が付くことはありません。
霧氷が有名な山としては赤城山、伊吹山、 氷ノ山などがあります。
中央アルプスの経ヶ岳は、その山頂部が街から見えないほど奥にあります。
麓から見えるのは8合目、そこから大泉山を越えて山頂へと登ります。
ピークに挟まれちょうど窪地のようになっているため、そこには霧氷が溜まりやすいようです。