赤岩口の谷厳寺から登る高社山
いくつかある高社山の登山道の中でも、赤岩からのルートはキツイといわれている。
高低差は900m以上。登山口近くにある谷厳寺に車を停めて登山口へと向かう。
墓地の横から登山道へと入り、寺の横から高社山へと登っていく。
するとすぐに金色の大きな仏像が見える。
いかめしい表情の仏像を横に見ながら登山道を進んでいく。
5分ほど進むと獣避けの電柵が備えられていた。
電柵には電流が流れているので触れないように器具を外し、通り過ぎてからまた取り付ける。
登山道を進んでいくと脇には石仏が立てられている。
それを数えるように登山道を上り、登山口から20分ほど、地蔵菩薩を過ぎると徐々に勾配がきつく変わった。
足元は大きな石の塊のようなゴツゴツとした様子。それを越えるとまた緩やかな坂に変わり、いっぱいの緑の中を登っていく。
登山口から40分ほど、観音菩薩のあたりまで登ってくるとベンチが置かれていた。
木の葉の間からは西峰が見えるようになった。
ちょうどこのあたりが山頂までの半分ほどを過ぎたところ。
観音菩薩を過ぎると、まっすぐに伸びた登山道は本格的に勾配をキツく変えていく。
だんだんと大きな石も目立つようになり場所によって段差も大きくなってきた。
勢至菩薩を過ぎ、急勾配を九十九折りに登っていく。
周りには背の高いクマザサが目立つ。
胴結場
登山開始から1時間ほど。木が開けた場所に出た。
胴結場と名の付いたこの場所は、一杯清水などの分岐点にあたる。
山頂へはさらにまっすぐに坂道を登っていく。
登山道は両側の切れ落ちた尾根に変わった。
幅は広く、木がいっぱいに茂っているので高度感はなく安心して登って行ける。
勾配のきつい坂と緩やかな坂を繰り返しながら西峰へと近づいていく。
虚空蔵菩薩を過ぎ、いったんは坂が緩やかになり、また急な勾配に変わる。
木の間からは少しずつ景色が見渡せるようになってきた。
胴結場から20分ほどで八幡神社の祠を過ぎ、見晴らしの良い尾根に出た。西峰は近い。
大きな岩の窪みに作られた高杜神社奥社を左手に、右側への分岐は天狗岩。
正面に続く登山道にはこのルート唯一の鎖場になっている。
さほどの高さも無いため鎖に頼らずとも登ることのできる岩場を越えると、いよいよ西峰への急登へ。
九十九折りと直登の入り交じる登山道。
体力に合わせてどちらかの登山道で登っていく。
高社山山頂
急登を登りきると視界が明るくなり西峰に出た。
大きな石造の祠が置かれ、周囲の見晴らしも良い。
山頂の東峰も見える。
高社山の山頂まではもう少し。
西峰から鞍部へ降りて東峰へ登ること10分ほどで高社山の山頂に到着した。
登山口からは1時間40分、ようやく高社山の山頂に到着。
山頂には別のルートから登ってきた登山者も多く見られた。
木島平スキー場の観光リフトが動いていたこともあり、山頂近くまでのリフトを使ってきた人も多いようだ。
その中に混じって話を聞くと、西峰直下の急登には熊の生息域があるらしく注意が必要とのこと。
とはいえ狭い尾根ルートなので逃げ場や巻き道もなく、出会わないことを祈る以外には無さそう。
高社山からは遠く北アルプスの山並みと、うっすらと槍ヶ岳を見渡すことができた。
近く志賀高原の特徴的な山並みや奥信濃の景色も見晴らせた。
高社山からの下山は夜間瀬へ
いくつかある登山道の中から、下山には登山口まで最寄りの夜間瀬スキー場を選んだ。スキー場のゲレンデに出るルートで、背丈ほどの草木が茂った中を登山道が続いている。粘土質の足元は滑りやすく、勾配もそれなりにきついため、転倒しないように注意が必要。
10分ほどでゲレンデの最上部に到着。草とススキの茂ったゲレンデをまっすぐに降りていく。
もっとも近い登山口だけあって、山頂からゲレンデを下り降りるまで30分ほどだった。
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