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蝶ヶ岳

三股登山口 2015年9月15日

蝶ヶ岳 登山

蝶ヶ岳は常念連峰の南部に位置する標高2,677mの山。
丸みを帯びたなだらかな山頂で、最高地点は長塀ノ頭。
麓の安曇野からは常念岳に沿うように聳えている。

蝶ヶ岳の行程

  1. 三股
  2. まめうち平(1:05)
  3. 蝶ヶ岳ヒュッテ(2:42)
  4. 蝶ヶ岳展望指示盤(2:45)
  5. 蝶ヶ岳山頂(2:52)
  6. まめうち平
  7. 三股(4:33)
  • 【蝶ヶ岳】登山百景-駐車場は車多め

    駐車場は車多め

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-通行止めのところから入ってく

    通行止めのところから入ってく

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-登山口に到着

    登山口に到着

三股から登る蝶ヶ岳

駐車場のある三股は秋山シーズンの突入で多くの車が停まっていた。ざっと80台ほどが停められる駐車場の7割ほどが埋まっている。300mほど下ったところに臨時駐車場もあるため、週末にはこちらも利用されるのだろう。

公衆トイレの横には、上の東屋へと通じる階段と、通行止めの策がされた砂利の道路とがある。一見、階段が登山口にも見えるが、通行止めを避けて砂利道を進んでいくと10分ほどで登山口が現れる。登山口の横には案内所と登山届のポスト。
蝶ヶ岳と常念岳へと続く登山道がココから始まる。

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-ココから登山道

    ココから登山道

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-常念岳との分岐

    常念岳との分岐

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-小さな川を渡る

    小さな川を渡る

登山口を通過するとすぐに常念岳への分岐がある。
常念岳へは見るからに急な斜面の登山道で、比べて蝶ヶ岳へは緩やかな登山道が続いているように見える。
小さな沢に掛けられた橋を渡り、揺れの激しい吊り橋を渡ると、徐々に登山道は斜面がキツく変わってきた。
登山口から20分も登ると真っ直ぐに上へと伸びる階段に出る。
ここから登山道にはいくつもの階段が出てくる。
それなりの標高でここまで階段が多いのも珍しいと思いながら階段を登ると、すぐ「ゴジラのような木」が現れた。

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-揺れる吊り橋

    揺れる吊り橋

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-階段多め

    階段多め

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-ゴジラのような木

    ゴジラのような木

ゴジラのような木を通過

蝶ヶ岳へと続く三股のルートといえば「ゴジラのような木」。
山頂にある蝶ヶ岳ヒュッテでは"ゴジさん"と書かれているこの木は三股ルートのシンボル的な存在で、登山関係のDVDやウェブサイトにも多く登場する。
ゴジさんは行く先を眺めるように首を持ち上げているので、横目に見ながら先へと登っていく。

標高が上がるにつれ、だんだんと木の間から景色が見えるようになってきた。1時間も経たないうちに枝の間から常念岳らしき稜線が見えた。

三股から2km。階段が長く続く地点。標高1,900mのまめうち平まで細かく階段が続き、標高はグイグイと上がっていく。
まめうち平は休憩するには広くちょうどの良い丸太が横たわっている。
ここを過ぎるといったん傾斜が緩くなり、アップダウンの続くルートに変わる。周囲は深い緑に覆われ、ほんの少しだけ見えていた景色はまったく見えなくなる。

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-稜線がチラリと見える

    稜線がチラリと見える

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-階段がたびたび

    階段がたびたび

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-まめうち平

    まめうち平

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-まわりには木がいっぱい

    まわりには木がいっぱい

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-だいたい行程の半分

    だいたい行程の半分

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-稜線が見える

    稜線が見える

三股ルートからの眺め

標高2,000mを越えた頃、ちょうど蝶ヶ岳と三股の中間地点を通過。徐々に木の間から明るい空が見えてくる。
蝶ヶ岳と常念岳を結ぶ稜線が見え、しばらく行くと小さな沢を越えた。ここからはちょうど眺望が良く雲の上に大きく常念岳を見ることができた。前常念から常念岳山頂へと続く稜線がいかにも気持ち良さそうで、蝶ヶ岳と常念岳の縦走ルートを歩きたくなる気持ちが分かるような景色だった。

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-常念岳が見えた

    常念岳が見えた

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-ルートはガレガレ

    ルートはガレガレ

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-緑の中を登ってく

    緑の中を登ってく

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-ベンチ

    ベンチ

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-段差多め

    段差多め

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-雲海を見下ろす

    雲海を見下ろす

階段の多かったルートは、大小の石が多く転がるガレ場へと変わってきた。急な斜面をトラバースするように右へ左へと折れながら標高を上げていき、ところどころ高い木の間を縫うように登山道が登っていく。このあたりからベンチの標識が目につき、2,300mを越えたあたりと、最終ベンチは2,500m地点に設けられていた。

樹林帯を九十九折りに登りながら木の間からの景色を覗き見ると下には雲海が広がっている。高く見えていた常念岳もいつの間にか視線と同じくらいの高さに感じる。
覆われるような広葉樹のトンネルを抜けると、大滝山との分岐点に出た。見上げるとハイマツが広がっている。
いきなりの樹林帯突破で、10分と歩かないうちに山頂の稜線に出た。

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-最終ベンチ

    最終ベンチ

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-木のトンネル

    木のトンネル

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-大滝山との分岐

    大滝山との分岐

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-ハイマツの中を登ってく

    ハイマツの中を登ってく

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-山頂の稜線に出た

    山頂の稜線に出た

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-大滝山との分岐

    大滝山との分岐

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-東側は雲海

    東側は雲海

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-蝶ヶ岳ヒュッテ

    蝶ヶ岳ヒュッテ

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-展望指示盤

    展望指示盤

稜線上では、北側には蝶ヶ岳ヒュッテとその先に展望指示盤。
左側には最高到達点の長塀ノ頭。

まずは展望指示盤へ行き景色を堪能してから、それから長塀ノ頭へ。

三股登山口からは2時間52分での山頂到着だった。

蝶ヶ岳山頂

蝶ヶ岳からは北アルプス南部の眺めが素晴らしく良かった。
眼下の梓川を挟んで向かい側に見える穂高岳と槍ヶ岳の稜線はもちろんのこと、常念岳から続く大天井岳への稜線、燕岳もはっきりと見ることができた。
街が見えるはずの山頂の西側には広く雲海が広がり、時間が経つにつれて常念岳へと覆い被さるように広がっていく。
なだらかで広い山頂は景色を楽しむのには絶好の場所になっていた。

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-蝶ヶ岳の山頂

    蝶ヶ岳の山頂

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-とても眺めが良い

    とても眺めが良い

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-蝶ヶ岳の稜線

    蝶ヶ岳の稜線

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-穂高岳

    穂高岳

  • 【蝶ヶ岳】登山百景-槍ヶ岳の方

    槍ヶ岳の方

下山は登ってきたルートをピストンで下りる。ガレ場は崩れやすく、階段は足場が狭く要注意。ゆっくりとした時間に登ってくる人も多かったので、擦れ違いに気をつけながら樹林帯の中を下りた。

下山後に立ち寄った温泉

安曇野蝶ヶ岳温泉 ほりでーゆ〜四季の郷

お世話になった山小屋

蝶ヶ岳ヒュッテ

持っていった道具

蝶ヶ岳 三股登山口 登山レビュー

最高標高
2677m
登山口標高
1280m
距離
12.07km
登り
三股
下り
三股
行動時間
登り2:52・下り1:41・合計4:33
累積標高
1519m
1497m
平均斜度
14.0度
歩行速度
2.81km/h
時季
2015年9月
天気
晴れ

常念岳の横に見える存在感の無い山という印象を持っていたのですが、その傍らにいる姿がなんだか女性的で、実は常念岳だけではカッコ良くなく「蝶ヶ岳がいるから麓から見る常念山脈は大きく見える」そんな風に思いました。
蝶ヶ岳の周りでは常念岳はもちろん槍ヶ岳、穂高岳もありますし、人気の高い山が多いのですが、それに負けず劣らず高低差もあり、眺望も良く、とても登り甲斐のある山でした。
次回は三股というよりも様々なルートで登りたいと思いました。

蝶ヶ岳周辺の山

同じ時季に登った山

蝶ヶ岳立ち寄り情報