スカルパは全般的に靴底が狭いイメージがあるのですが、履いてみると割と幅広く履きやすくできています。
とても人気のあるモデルなので、日本人の足に合っているのかもしれません。
固い靴底は、滑りやすく急な勾配でも前爪を立てることができ踏ん張りも利きます。
冬用の登山靴は高価なので、1足でも揃えるのが大変です。
雪山の美しさを一度でも目にすると、冬でも安全な登山に専用の靴が欲しくなります。
夏用の靴で雪山へ向かう登山者もいますが、天気予報に反して雪が降った場合、晴れていても風が強く凍結する場合などなど暖かさを保つ性能が必要です。
とくにラッセルの必要がある場合は、長時間、雪の中に足を入れたままになる可能性もあるので防寒性能が必須になります。
蓼科山や八ヶ岳など、おおよそ2500mほどの山へ登る場合には、モンブランと同程度の靴があった方が良いです。
ブランドや靴の形によって特長や性能は様々ありますが、もっとも大切なのは自分の足に合っているかどうかだと思います。
用品店で買う前に、しっかりと試し履きをさせてもらうと良い選択ができると思います。
SCARPA(スカルパ) モンブラン GTX
SCARPA(スカルパ)
冬季登山や、雪が深く残るシーズンで使えるブーツ。
ワンタッチクランポンに対応しているため、アイゼンを装着するのにも適している。
アッパーはHS12レザー、足首は防寒効果と柔軟性のあるストレッチ素材を使い、手袋をしたままでも履きやすくできている。
爪先は幅を広めで甲は少し低めになっているためフィット感がある。
冬季用の登山靴としても、とても人気のあるモデルのひとつ。