日本とアメリカで共同開発のアウトドアブランドLAD WEATHER。
なんといっても手を出しやすい価格帯が魅力的で、だからといって価格の期待を損なわないのが良いところです。
良くも悪くも、これくらいの機能、これくらいの価格というちょうど良さを感じさせるブランドだと思います。
アウトドア向けの服や、バッグなど、衣類の多くを扱っている印象もありますが、アウトドア向けの時計もブランドとして取扱があります。
その中のひとつがカラビナ付きのセンサーマスター4です。
カラビナが付属した時計なので、リュックなどの様々な場所に架けることができ、室内でもカラビナを台座に置き時計としても使えます。
文字盤を透明のプラスチックが多い、液晶部分を保護しています。
このプラスチックは傷つきやすいため、細かな傷が嵩むことで文字が見えづらいかもしれません。
ただ液晶を保護することができる点と、ぱっと見の派手さがあるので目を惹きます。
軽く携帯性に優れた時計ですが、逆にいうとどこで使えば良いのかというのが真っ先に思い当たるところでした。
腕時計ならば、腕に巻き付けて使うのが当たり前で、バッグに巻いて使うことも場合によっては可能ですが、カラビナ付きということはどこかに掛けることが大前提になります。
登山中、外に放置することもあるリュックには付けたくない、だからといって服にぶら下げるのも邪魔になりそう。
カラビナ付きの時計には、そんな迷いがあります。
ボタンで表示を切り替える
アウトドア向けブランドだけあり、さすがに機能は豊富にあります。
中でも重宝しそうなのは天候の予測です。
登山に出かける際には、天気予報を注視し、先の天候を予測して向かうと思いますが、あらかじめ身につける物にその機能があれば、天気予報を見てこないということはないにしても、気持ちの面で違うと思います。
気温や湿度も大きく表示されているため、アウトドアシーンではなければ、さらに心強いのではないかとも思えます。
もっとも、こういった表示があることは、役に立つかどうかよりも格好良く見えるという利点があります。
カラビナ付き
この時計のもっとも特徴的な部分といえるカラビナは、軽い印象のあるもので、おそらく強い衝撃や力には耐えられなそうです。
時計はプラスチックなので柔軟性が無く、必要以上にブラブラとすることはありませんが、枝に引っかけるなどのキッカケで折れる可能性があります。
それを折り込み済みであれば、リュックやバッグに付けておくのも、すぐに時刻が確認できて良さそうです。
LAD WEATHERはアウトドア向けのブランドですが、カラビナ付きのこの時計は、登山よりも街や車から近いキャンプなどで使うのがオススメです。
枝葉が茂る登山道や、低気温の冬山などの気候の激しい登山シーンでは物足りないものになります。
カラビナ付き。ポケット型のフィールドギア
価格:3,600円 (税込)